坪内正人Blog

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横断歩道の進化?

2006-05-25 15:03:18 | 日々感じること・つれづれなるままに
 まだこんな、はしごタイプの横断歩道(写真)をたまに見かけますよね。

街中至る所で見かける「横断歩道」・・・歩行者にとってもドライバーにとっても、横断歩道は目立つものでなければなりません。
 だからと言って、赤や黄色など派手な色をつかうと、目がちらついて、かえって運転の妨げになってしまいます。

 「目立つが、目障りにならないもの」・・・これが白と黒の発想でしょうか。


 さて、この横断歩道、私たちが知らず知らずのうちに、少しずつ進化しているんですね。

 聞くところによると、最初は石灰水を使って白い二本線を引いたり、道路に石材やアルミニウムを埋め込んで、それを横断歩道としていたらしいです。
 昭和32年ころに横二列に互い違いに塗った横断歩道が登場し、昭和40年になると、写真のような直線一本の、はしごタイプの横断歩道が主流になりました。

 そして、今でははしごタイプの両側の二本線がなくなっています。

実は、これだと雨の日でも、盛り上がった塗装面に囲まれた部分に水がたまらず、また見た目もスッキリしていますよね。

 こんな風に、気づかないうちに「進化」しているんですね。


そういえば、横断歩道予告表示(通称ダイヤマーク)・・・・あの横断歩道の手前に2箇所か3箇所設置されている、ひし形のマークです。

 よくよく見ると、このダイヤマークも水が溜まるのを避けるため、「く」の字と逆「く」の字を少し隙間を開け引っ付けてひし形になっています。・・・お気づきでしたか?