曼珠沙華
「曼珠沙華抱くほどとれど母恋し」 中村 汀女
灸花(やいとばな)屁糞葛(へくそかずら)
「表札にへくそかずらの来て咲けり」 飴山 實
『ノルウェーレミングの集団自殺』
「植物の私生活」 山と渓谷社出版
この本を読んでいて集団自殺という言葉が
目に入ってきました。エッ!レミングって何?
以下「植物の私生活」から抜粋しました。
ノルウェーレミングの集団自殺。これはよく知られている自然界の謎の
ひとつですが、いまだに真相は神秘のベールに包まれたままです。ノルウ
ェーレミングは、北極圏のツンドラ地帯にすむハムスターに似た小型のげ
っ歯類です。毎年毎年数がふえ、その数がピークに達すると、レミングは
集団で崖から海にダイビングし、しまいには溺れ死んでしまうといわれて
います。
一説には、餌の枯渇による共倒れを回避するための、自発的な間引き行動
だとか、餌の豊富な新天地を目指す途中に海があり、無謀にも渡ろうとして
しまったための大量事故死という解釈や、故郷アトランティス大陸への帰巣
本能とか言われています。
しかしこのレミングの集団自殺は、どうも植物の毒と深い関係があるよう
なのです。ノルウェーレミングの想像を絶する行動は、最近では次のように
考えられています。レミングが主食にしているワタスゲやスゲの実を食べは
じめると、ワタスゲもスゲもレミングの消化液を中和する物質(レミングに
とっては毒)を作り出すというのです。
もしレミングたちの食べ方が大したことがなかったら、30時間ぐらいで毒を
出すのをやめます。ところが、レミングの個体数が極限に達して、食べ方が激
しくなると、ワタスゲやスゲは毒を継続的に作るようになります。そうなると
レミングへの影響は、食べたものを消化できないなどと言うことだけではすま
なくなります。つまり、食べたものを何とか消化しようとすれば、大量の消化
液を作らなければならず、体力がどんどん消耗していきます。
こうなるともう飢えているのと同じです。食べれば食べるほど空腹になり、
ツンドラがまるで裸になるくらい食べたあげくに、海や湖に押し寄せ、沖を
目指して泳ぎ出します。ノルウェーレミングの集団自殺は、どこかに自分たちを
養ってくれる食べ物があるかもしれないという狂気の努力の結果なのです。
動物が自発的に死んでいく・・・・
どうして?
この謎の真相の陰には、そこら辺に生えている雑草が
絡んでいた。
火曜サスペンス劇場より、謎に包まれた真相が
明らかになった。
食べられっぱなしのワタスゲの、種を守ろうという
自衛本能がレミングを自殺へと追いやってしまったのだ。
動物が植物を食べるのは当たり前のことですが、
これが逆転しているのが、食虫植物です。
植物の世界は、まだまだ知らないことばかりで
面白い。
雑記・・・・・・錦織選手、モンフィス選手の途中棄権で
2回戦を突破しました。
しかしモンフィス選手の守備力はたいしたものです。
錦織選手の打った球が、これで決まったウイナーだと思った
瞬間、モンフィス選手の繰り出した長いラケットが
球を打って返し、錦織選手のミスを誘いポイントを取ったゲームは
本当に信じられなかった。
だから彼が出る試合は、良かれ悪かれ面白い。
一度は、ジョコビッチ選手に歯が立たず、
ジョコビッチ選手のサーブを受ける
レシーブの構えをしないで、仁王立ちで受けていました。
後で聞くところによると
これも彼なりの作戦だったらしいのです。
こよなく日本のコミック漫画を愛していて
漫画の為に日本語を勉強しているとか・・・・
早く、ケガから治ってコートに帰って
きてほしいものです。
今日も来てくださってありがとうございます。
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