コスモス
「小さき風に腰たて直す秋桜」 本橋 沙紗
コスモスが風に揺れるさまを
じっくり観察されて詠んだ句ですね。
秋薔薇
「面打ちの孤高なるかな秋薔薇」 松井 桂子
面打ちは能面の製作者のことですが
この製作者は一人超然として、高い境地にいます。
この孤高が、この時期のシュートが一本ヒューと
高く伸びている薔薇と同じだと
作者は言っているのかな?
(花の歳時記より)
今日は
孫の通う私立女子高校で
あの人気番組の「プレバト」に出演されている
俳句の夏井いつき先生の講演が1時からありました。
少し早めに出掛けて、ここで
友人とイタリアンのランチをして
学校に行きました。
店内の食虫植物。
学校内にあった
女子校らしい母子の像
書道部の顧問の先生か生徒が
書いたと思われる講演の紹介
体育館に集まった約1200人の生徒達
いよいよ夏井先生の登場です。
私たち父兄は2階席から見ていました。
こんな小さな旗が振られていました。
夏井先生の句会の名前が「いつき組」だそうです。
その高知県支部?の方達が旗を振っていました。
俳句の2つの決まり事、
季語と5.7.5から始まって
まずは季語を除いて
12音をつぶやくことから・・・
テレビのようにキレのあるお喋りで
会場を盛り上げていきます。
この様に俳句の作り方を学んだ後で
全生徒と先生たちも参加して、5分間で俳句を
作ることに挑戦しました。
みんな真剣に考えています。
その結果
この7句が選ばれました。
高校生らしい素直な表現ですね。
この句の中から
拍手の大きさで最優秀賞を決めました。
最後の「かぶと虫好きなら好きでいいじゃない」が
何故か大拍手で最優秀賞に決まりました。
この俳句だけが生徒ではなくて
女性の先生の俳句でした。
なかなか楽しい句会ライブでした。
それで
俳句をする気になったかって?
いんや
その気は全然ありません。
でも
人の詠んだ句を解釈したり、
背景を想像したりするのは、大好きです。
この前日の木曜日に放送された
プレバト出演者対、俳句甲子園の優勝校との
対決で東国原英夫さんのこの句は、鳥肌もんでした。
「鰯雲仰臥の子規の無重力」
俳句から離れて現実に戻り
今日の夕飯は
デパートのうまいもん市で買ったこれ
551の餃子と豚まんです。
完全手抜きも、たまには許されますよね。
いただきます。
今日も来てくださってありがとうございます。
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