若殿の気ままな独り言

日常生活で見聞きしたこと感じたこと、はまってるマカオ/Macau/澳門のことなど、勝手気ままに書き綴ります。毎日更新!

壁画 『明日の神話』 公開さる! (東京ぷらぷら散歩 ~渋谷~)

2008-11-18 19:14:56 | 趣味、(映画、読書、音楽鑑賞など,)
今回は、殿が一番馴染みのある街、渋谷を紹介します。



渋谷の待合せスポットといえば、まず有名なのはハチ公の銅像ですよね。何時行っても人だかりがしています。



最近、そのそばに旧玉電の車両も設置され、車内は昔の渋谷の写真などが展示され、休憩スペースともなっています。



有名な109ビルです。女性シンガー・ソングライター、YUIの顔写真が大きく張り出されていました。 



ハチ公は余りにも人が多いので、最近では、デパートの反対側にあるモヤイ像で待合せる人も結構居ます。



モヤイ像の説明板です。昭和55年に設置されたようですね。

そして昨日、11月17日に、渋谷の新しい有名スポットが誕生しました。故・岡本太郎(1911~96)の原水爆を題材にした巨大壁画『明日の神話』が常設展示場所となるJR渋谷駅と京王井の頭線渋谷駅の連絡通路で一般公開されたのです。



『明日の神話』は、縦5.5メートル、横30メートルの巨大壁画です。



『明日の神話』が描かれたのは、大阪万博の『太陽の塔』の制作と同時期の、1968年から1969年。メキシコの実業家から「新築ホテルのロビーを飾るための壁画を描いてほしい」という依頼を受けた岡本太郎が、現地に何度も足を運んで完成させました。しかし、依頼主の経営状況が悪化したことでホテルは未完成のまま放置されることになり、『明日の神話』もロビーから取り外されて行方不明になってしまいました。
永らく行方がわからなくなっていましたが、2003年9月、メキシコシティ郊外の資材置き場で、『明日の神話』が発見されました。岡本太郎記念館館長だった岡本敏子が現地を訪ね、これを確認しました。 (ウンチク)

以下、壁画の左側からのアップ写真です。 原子爆弾がさく裂した瞬間をイメージして制作された壁画をじっくりと鑑賞してください。











壁画は誘致合戦の末に、今年3月に展示場所が渋谷に決定、8月末から2ヵ月余りの設置作業を終えて、昨日は公開を祝うセレモニーが開かれたそうです。



設置場所は1日に30万人が通る連絡通路で、作品が傷つけられることがないように常に警備員が配置されるということです。殿が通りかかった時も、大勢の人がカメラや携帯で写真を撮っている姿が目に付きました。