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HN天道(てんとう)

ホームレス

2007年01月26日 | Weblog
(日本国憲法)
 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

大阪は日本で最も「ホームレス」人口の比重が高い地区だとニュースで見た。
某公園では強制的に立ち退き排除を求められてもめている。
勿論公園内にテント小屋を建てるのは法律に違反した行為だ。
そういえば花の都パリでも川沿いに延々と続くホームレスのテント小屋の映像を見たことがある。同じ規格のテントが整然と並んでいた。
日本のテント小屋は統一性がない。好き勝手に個性を発揮している。

いずれにしても一般の社会からはじき出された人達だ。
誰にでもそうならざるを得ない可能性はある。
明日はわが身ともいえるが、私の場合はこの寒空で3日もすれば凍死しているかも。

彼らの言い分は「今まで黙認しておきながら何故今になって急に」と怒っている。
一方公共の公園に薄汚い小屋が立ち並ぶのも周辺の住民にとっては気分が悪いことだと思う。
私も近所の公園でベンチで寝ているホームレスの人を見るが、そのベンチには座りたくない気持ちになる。

好き好んでホームレスになってる訳ではないだろうと思う。
ホームレスの日常はどう考えても日本国憲法が保障している「健康で文化的な最低限度の生活」とは思えない。
日本国憲法ざっと目を通してみただけでも、国民に保障された権利、あるいは義務、そのいかに多くが実現されていないかに驚く。

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