地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

雷により発火した8号槽用整流器、思ったより重症

2010年08月10日 18時10分35秒 | 今日の東洋硬化


近所への落雷が原因で発火した当社8号槽用の1万㌂整流器(電源)ですが、想
定したよりさらに重症の様で、明日、整流器本体と制御盤をメーカーに送り出して
診断を仰ぐこととなりました。恐らく、大改修が必要になるものと考えられ、短くとも
1ヶ月前後は稼働不能となりそうです。

メーカーとの打合せの結果、要望次第で3千㌂整流器をレンタルしてくれるそうな
んですが、濾波器無し・電流正逆反転機無し・自動昇圧装置無し・プログラム自動
運転機能無し、の、言わば最もプライマリーキット。もし、修理期間中に猫の手も借
りたくなるほどの受注強度となった場合には借り受けることもあるかもしれませんが、
現時点ではペンディング。

久留米中央保険サービスさんに伺った処、この代替機レンタルも含めて全て損害
保険が適用されるとのこと。ほっと一安心です。もちろん、営業遺失利益補填は、
ありませんが。

明日、大阪のメーカーに向けてこの整流器を出荷します。何卒、少しでも早く機能
回復し復帰してきます様に、と..


イオンプレーティング装置内のターボ分子ポンプといい、この1万㌂整流器といい、
最近はイレギュラーばかりです。

お祓いでもしたい気分。



-------------------------------------------------------
● ㈱東洋硬化へのお問い合せは、当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

-------------------------------------------------------


人気blogランキングです。押してくださると嬉しいです。


久しぶりに、何もしない日曜日

2010年08月08日 22時12分04秒 | 毎日がつらつらと過ぎていきます


昨日土曜日、12時、西鉄久留米駅北の日生ビル前発着で、「中小製造業経営研
究会CRAFT」の8月持出し例会を開催致しました。

コースは、

①小森野にある「まるは油脂化学」見学&社長のお話拝聴
②キリンビール九州工場見学
③キリンビアファームでの懇親会

19時前に日生ビル前に戻り、その場解散。CRAFT創立以来、4年連続で8月持出
し例会は、ビール工場見学をメインにその他付加価値付けて懇親会までの流れと
しましたが、来期以降、これを継続するのか否か、半年ぐらいかけて検討するつも
りです。

帰路、バス内で僕のすぐ後ろの席に着いていた「今村鉄工所」I君と「フィールドテッ
ク」H君が、背もたれ越しに業務内容や営業段取り・労務管理・マネジメントなどに
ついてしきりに質問してきました。時間と場所に制約がある中、話せるだけ話はし
ましたが、所詮、オードブル程度。次回、場を改めてもってと深く話せる様、連絡し
ておいで、と申しバス中での質疑応答終了。今の彼らと同年齢だった三十歳前後
の時分、自分自身、一体何を考えて仕事していたのか、一度、きちんと顧みる必
要あり、と思いつつバスを降りました。

それほど遠くないうちに、彼らから諸々情報交換&情報共有化をテーマとしての
「飲み」系お誘いまたは当社訪問依頼などあると思いますので、その際、整理整頓
した話が出来る様、頭の中を整えておかにゃんね、と..


今日は、数週間ぶりの何もしない日曜日。昼過ぎまで眠りかぶり、午後、床屋行き。

夕刻、この暑い気候の下、サウナで大汗流してエビスビール喰らっていました。
つい、今しがたまで、昨日放送され録画しておいた「劒岳 点の記」を見、来年登ろー
かねー、と早速ミーハーぶり全開させ、家族に呆れられておりました。

さて、今週は後半12日からゴールデントライアングルへのトライアル開始。雲南省
南部・メコン川流域諸国いずれも雨季真っ只中です。高温多湿の中にヘッドスライ
ディングと言うか、高飛び込みするとでも言うか、汚泥と多雨多湿を覚悟しながら出
来るだけ風土病にやられない様にうろうろしてきます。

週前半は、今日やや復活させた体力を可能な限り温存しておきたいのですが..




-------------------------------------------------------
● ㈱東洋硬化へのお問い合せは、当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

-------------------------------------------------------


人気blogランキングです。押してくださると嬉しいです。


落雷に被害甚大

2010年08月07日 01時56分57秒 | 今日の東洋硬化


昨日17時前ぐらいからの夕立、と言うか雷に見事にやられました。当社所在地の
近隣200㍍以内に3箇所、いやさそれ以上か、落雷に見舞われ、激しい夕立の最
中に電圧低下の憂き目となりました。

夕立雲が通り過ぎてから3時間以内に判明した当社設備被害状況。

① シギヤ精機製CNC円筒研削盤制御系が一時不調 → 数十分後に復活
② アークイオンプレーティング装置コールドトラップが暴走 → 復旧に数時間
③ 8号槽用整流器が出火 → これが最も甚大な被害。8号系設備、現在も全停
  止しています。部品交換などが順調に進んだとして、復旧までに早くとも数日か
  かる見込み。クロム鍍金設備群の中での稼ぎ頭が狙い撃ちでやられてしまい、
  ひでーダメージとなりました。売上カウントして百万円を超える大被害となる可能
  性あり

これだから、夏場の夕立は困ります、とか長閑なことを書いている場合ではなし..

設備損保契約している久留米中央保険サービスさんに相談してみよう..


昨日は、午前中より3軒のお得意先が並行して当社内で見学or立会or打合せを行
なっておりましたが、午後遅くを持ってそれも順次無難に終了し、緊張感緩めつつ
ホッとしておりました。ところが17時前ぐらいより南東の空をスタートポイントとして
一点俄かに掻き曇り、激しい風雨と滅茶苦茶な落雷。前述の設備と加工中の品が
大被害を受けました。

常々、大電流を呼び込みつつ使用し業務を成り立たせている関係上、近所に複数
落雷しますと、停電や迷走電流などへの、極端な弱さを露呈してしまいます。

と、天を恨んでも如何ともし難く、数日かけて復旧を行なう手筈とする以外方法無し
です。



-------------------------------------------------------
● ㈱東洋硬化へのお問い合せは、当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

-------------------------------------------------------


人気blogランキングです。押してくださると嬉しいです。


今日は来客ラッシュとなります

2010年08月06日 00時08分51秒 | 毎日がつらつらと過ぎていきます


昨日は、朝礼時に派遣社員のW君を社員皆なに紹介。クロム鍍金部門の8号槽と
10号槽担当者の中の一人となってもらうことになりました。最も新しい設備である
この2つの鍍金槽なのですが、設備余力に較べて人手が足りていないことにより
常々加工高の上がりが今一つでしたが、W君が作業に慣れてくれば数字も上向い
てくるものと思われます。期待したい。

昨日も朝から月別試算表の綴りを睨みつけていました。ここ数日、試算表絡みの
データいじりばかりしています。面倒くさいことこの上ない作業ではありますが、
記載された数字の中に今までの善悪諸々の行ないが全て含まれております。溜
息つきたくなる様な内容あり、今後に生かせる興味深さあり、で、今月中に過去4
期分のデータを自分なりの解析で裸にしてしまおうと思っています。

昼一、「中小製造業経営研究会CRAFT」の、本日6日に開かれる役員会向け資
料2種と、明日7日に催す8月持出し例会の会費領収書など作っておりました。

明日の持出し例会は、貸切バスで12時に西鉄久留米駅北を出発し、「まるは油脂」
さんをまず見学。さらに甘木の「キリンビアパーク」を見学した後、併設のレストラン
「キリンビアファーム」にて飲み食い放題の懇親会を行なうことにしています。参加
者は現時点15社16名。

今日は当社への来客ラッシュとなります。まず、山口県のお得意先が当社イオン
プレーティング装置とオペレーター1名を丸1日チャーターし、実機試験。高槻市の
お得意先は難研削物の加工試験に立会においでになり、奈良県のお得意先は、
エンドユーザーと共に見学&段取り打合せにご来社予定。昼前後、それぞれのお
客に直に対応する当社窓口担当者がバタつく可能性大です。

と言っている僕は、11時から市内のホテルで開催される取引銀行中の一行、筑邦
銀行の経営説明会に出席してきます。微々たるものですが、当社も株主企業の
端くれですので。

で、19時から21時まで「CRAFT」の役員会。21時過ぎから同友会久留米支部の
後継者育成ブロック有志での総括反省会に出席するつもり。



-------------------------------------------------------
● ㈱東洋硬化へのお問い合せは、当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

-------------------------------------------------------


人気blogランキングです。押してくださると嬉しいです。


梅雨明けとともに槍ヶ岳登った件(その3)

2010年08月05日 00時03分43秒 | うろつきアーカイヴス
槍ヶ岳登りの最終回です。

20名近くが横になっている狭苦しい寝室がざわつき始めたのは3時過ぎ。外はまだ
真っ暗なのですが、穂高まで縦走する予定の方々、槍ヶ岳山頂で日の出拝む方々、
西鎌尾根から双六岳方面・裏銀座縦走の方々・東鎌尾根から大天井岳・燕岳・表銀
座縦走の方々と、各方面行きの早出登山者が一斉に起き出し、喧騒甚だしい未明
の山小屋内でした。


(防寒着替りの雨具をはおり、デコチンランプ付けて山小屋前のテラスに出てみると、
明るみ始めた北東の空をバックに真っ黒な槍ヶ岳の山体)

目を凝らすと、既に岩登りしているLEDランプが数個。あれは危ないです。体重を確
保するに必要な手元の岩に対する遠近感がつかみにくいはず。


(空が明るさを増してくるまで15分ほどテラスで待機し、デコチンランプ点けて岩登り
を始めました)

山荘から見ているよりは登り易く、鎖や足場が整備された登路で、3点確保さえ怠
らねば危険性はそれほどないと思われました。ただし、高所が苦手な方には全く不
向き。ま、そんな方は元々槍ヶ岳登山など志すことはないでしょうけれど。


(大枠、山体の南側に登路は設けられていましたが、一部北西側に廻り込んだ付
近で、双六岳・三俣蓮華岳方向)


(もう少し高度を上げてから、南斜面に出た処で前日歩いた縦走路と穂高連峰を)


(同じ場所から直下に見える槍ヶ岳山荘。斜面のきつさが分かることと思います。
実際の斜度は50~60°ぐらいなのでしょうが、体感的には70~80°ほどにも感
じられスリリングなことこの上なし)

山荘横の取り付きから20分ほどで槍ヶ岳山頂(標高3180㍍:国内第5位)に着きま
した。


(かなり明るくなった空を背景に、まず穂高連峰。大キレットの手前が前日縦走した
峰々)


(南東部、フォッサマグナの奥には富士山。その右が南アルプス。最高峰が北岳。
左端の山影は6月に登った八ヶ岳)


(カメラを少し左に振って、東南東、常念岳の黒い山体の左奥は浅間山)


(さらに左、谷川岳あたりからの日の出でした)


(再び穂高連峰。次は、一番奥に見える奥穂高岳に登りたく思います)


(前日午後はガスにより全く見えなかった飛騨側の山々。中央は笠ヶ岳。その遥か
向こうに見えるのは昨年9月に登った白山。白山山頂から北アルプスがよく見えた
ものでした



(6畳間ぐらいの山頂部の北端に祠が祀ってあります)


(その祠の脇に寄り、双六岳方向。遠景の山々は立山連峰)


(右側の小さい岩峰が「小槍」です。登攀難易度大。その上での「アルペン踊り」、
さらに難易度大。歌詞としては極端に有名ではあっても、そもそも、どんな踊りな
のか知識がありませんし。ご存知の方、お教え下さい。小槍の向こうに連なって
見えるのが西鎌尾根。槍ヶ岳山荘から槍平小屋への帰路に歩きました)


(そして、槍ヶ岳から発する四方への尾根の中で最も厳しい北鎌尾根。過去、何名
もの登山家が縦走中に落命しています。ブルブル)


(ズームアップして富士山と南アルプス北部の山々。これ見る為に岩登りした訳で..)


(陽が差し始め、笠ヶ岳とその向こうの雲海に槍の影が映りました)


(三度、穂高連峰。大キレットを越えていく気流が薄く雲となり、かつ主稜線各峰の
東側斜面が朝陽に染まっています)

しゃら臭くドイツ語で言うならば「モルゲンロート」なんだとか。朝焼けの意。


(槍ヶ岳山荘が少しずつ槍の影から出てきました)

山頂に30分以上居座り、もう大概よかろー、と納得してから、恐る恐る屹立した岩
場下り開始。梯子も鎖も登りより下りの方が遥かに危険ですので。

槍の根っこまでの下り専用路、それなりに渋滞し始めていましたが、30分弱で山
荘脇のテラスまで下りきりました。


(6時、登りも下りも渋滞が始まっています。早い時間帯に登っておいて正解)


(山頂部のズームアップ。左が登り専用梯子。右側は下り専用)

朝飯喰って7時前に山荘からの下山開始しました。まず、山荘北裏側から西鎌尾
根へ取り付き、槍ヶ岳西斜面を千丈沢乗越の先まで尾根伝いに高度を下げてい
きました。


(西鎌尾根を下りつつ大槍・小槍を振返り撮り)


(西鎌尾根上の縦走路。これをずーっと歩いて行けば、双六岳・三俣蓮華岳・黒部
五郎岳・薬師岳と伝って、立山・剱岳まで到達することが出来ます)


(小槍の脇から陽。西側から見るも、やはりきつい傾斜)


(槍ヶ岳山荘から1時間で千丈沢乗越。正面の西鎌尾根方向は裏銀座縦走ルート
として双六岳方面行き。下山路として採ったコースは、ここで左折して西鎌尾根の
支尾根にあたる中崎尾根を少しだけ辿り、さらに左折して飛騨沢メインルートに合
流する為カール斜面を急降下するもの)


(千丈沢乗越から、最後の槍ヶ岳撮影。西側からみると小槍がいやに立派に見え
ます)


(槍ヶ岳西側のカール「飛騨沢」とその南東に大喰岳)

千丈沢乗越から速足で2時間、1夜目に泊った槍平小屋着。


(槍平小屋からさらに30分で、滝谷出合。往路、夕立雲に隠れて望めなかった
ジャンダルムが見えました)

滝谷出合から2時間強で、やっと新穂高温泉。無料駐車場に留めっ放しにしていた
車に乗り込んだのは13時を大きく廻った時刻だったかと。

ひとっ風呂浴びた後、久留米までの帰路、旗日だった関係であちこちの高速道路
が渋滞していたのが辛うございました。


〈 この項、終わり 〉



-------------------------------------------------------
● ㈱東洋硬化へのお問い合せは、当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

-------------------------------------------------------


人気blogランキングです。押してくださると嬉しいです。


梅雨明けとともに槍ヶ岳登った件(その2)

2010年08月04日 12時57分03秒 | うろつきアーカイヴス


7月18日13時、槍・穂高稜線到達後の有様。

南岳小屋前の縁台で、槍平小屋で作ってもらった弁当をもそもそ喰った後、進路
を北に変え、いよいよ今回の山歩きのハイライト、南岳→中岳→大喰岳→槍ヶ岳
縦走開始です。

西の飛騨側から東の信州側に向かって濃いガスがしきりに飛んでくるので、西向
きの視界はほぼ零。雲の中に左半身を突っ込んだまま歩くかの様な状態でした。

南岳小屋から石屑の道をジグザグに登っていくと数分で南岳山頂。


(標高3032㍍の高峰ですが、全くの鈍頂である為、この山を目的とする登山者は
ほとんどいないはず。遠景の端正な山は、槍・穂高稜線から見て、梓川をはさんで
屹立する常念山脈の主峰、常念岳(標高2857㍍))


(東斜面を覗きこむと分厚い残雪が)


(北東方向。氷河に刻まれ作られたカール(圏谷)が幾つも見えます)


(北方向。槍ヶ岳への稜線は雲の中。今から雲の中の尾根歩きするのかと思い、
アドレナリン出放題でした)


(南岳から北に10分ほど歩くと槍沢・上高地方面への短絡路が分かれる天狗原
稜線分岐です。ここからは北東に槍沢の巨大なカールが一望でした)


(同じく天狗原稜線分岐から。中岳の右肩越しに、ガスの切れ間、槍ヶ岳の姿)

ゆるい斜面を登り下りし、中岳カールの足元へ。


(中岳の東斜面は一面の残雪。雪面を左に巻いてルートが作られていました)

天狗原稜線分岐から1時間ほどで中岳山頂。この山も3084㍍の高峰なのですが、
際立った個性があるでもなし、縦走路のアクセント程度の扱い。山頂標識撮影を
怠ってしまいました。朽ちかけた板、擦れて消えかけた文字だったので、まーいー
や、と。

中岳山頂から北側は、ハシゴと鎖を伝って岩場をクリアしていくやや厳しい尾根道
でした。40分ほどで、縦走路3番目のピーク大喰岳の斜面に取り掛かり。


(大喰岳山頂手前、岩がゴロゴロしたあたりから槍ヶ岳。だいぶ近くなってきました)


(槍ヶ岳撮影ポイントとして有名な大喰岳山頂。標高3101㍍。槍ヶ岳山荘に荷物を
置いて槍撮影の為に大喰岳に来ているらしい、恐ろしく元気なオバチャングループ
がキャイキャイ大変喧しく、雰囲気台無し)


(意識して聴力を鈍感にしつつ、ガスの切れ間から槍ヶ岳の雄姿を撮っていました)

集合写真のシャッター押してくれとオバチャンたちに言われるタイミングを上手い事
外しつつ、大喰岳の北斜面を日本最高所の峠である飛騨乗越へ向けて下りていき
ました。


(槍に近づくにつれ、ガスがとれてきました)


(稜線の鞍部、飛騨乗越から大喰岳を振返り撮り)


(天候が良かったから余計になんでしょうが、人影が中々絶えぬ日本最高所の峠
でした)


(飛騨乗越からジグザクに高度を上げ、テントサイトを抜けて、18日の目的地、槍ヶ
岳山荘に到着。15時前に着くつもりが、午前中の雪渓ルートロストの影響で、16時
半到着となりました)


(山荘前のテラスから、歩いてきた大喰岳方向を)


(夕方の斜光に照らされる槍ヶ岳。小槍も険しいことがうかがえます)

2時間余分に歩いたこともあり、へばりがひどいので、槍ヶ岳山頂行きは翌19日
払暁に行なうこととしました。


(東側眼下には槍沢カールの中ほどに建つ殺生ヒュッテが見えました)


(詰め込めば650名は宿泊出来るという、日本有数の規模の山小屋です)


(飛騨側。ガスの中へ日が落ちていきます)


(暗くなりつつある中、まだ山頂には人影多数。日が落ちるに従い、かなりリスキー
な下山となるのは間違いなく、足元手元大丈夫なのか、と心配になりました)


(常念山脈のはるか東には巨大な積乱雲と金床雲。長野県北部・東部は激しい
夕立に見舞われているものとみました。い~や、もしかすると群馬県北西部かも)


以下、(その3)に続きます。



-------------------------------------------------------
● ㈱東洋硬化へのお問い合せは、当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

-------------------------------------------------------


人気blogランキングです。押してくださると嬉しいです。


8月入り前後

2010年08月03日 21時54分54秒 | 毎日がつらつらと過ぎていきます


7月31日午後、京都・宮川町のお茶屋「石初」集合で、愛宕山登山「千日詣り」に
行ってきました。お声掛けは、京都のご同業「旭金属工業」さん。同行の皆さんは、
「小林工業所」(京都)・「三和鍍金」(大阪)・「吉玉精鍍」(宮崎)・「中国電化工業」
(山口)・「熊防メタル」(熊本)など各地から参加者多数。もちろん、表面処理業界
以外からの参加者の方がはるかに多く、総勢30名にもなる大ツアーでした。

本来ならば、山頂にて日付を跨いで下山するのが「千日詣り」の習わしなんだそう
ですが、拡大解釈にもほどがあろうかと思われる中、宵の口に下山した後、宮川
町にて参加者揃っての宴席。宴会が日付を跨げば「千日詣り」完了との催しを、楽
しんでまいりました。

昨日8月2日の行状。朝、上海のお得意先へ向けクロム鍍金完了品を送付した後
のインボイス・パッキングリストその他書類を送信。荷揚げの際に先方が必要とし
ますので。

10時から、増員予定のクロム鍍金部門勤務者としてQS社からの派遣社員を面接。
筑後市在住の33歳の方でした。久留米工大付属高でハンドボール部に所属して
いたとのこと。それなりの身体機能を持っている様子。8月5日より勤務開始予定。

11時半、「セイワ」さんご来社。帳合その他諸々について打合せを行ないました。

13時、来春、久留米工大卒業予定のM君が来社。採用内定通知書と誓約書を手
渡ししました。営業部門または乾式表面処理部門のどちらかで業務に携わらせる
つもりですが、それ以上は未定です。来春卒業予定者の内定、今季はこの1名の
みとします。

14時、「インターフェックス」当社ブースご来訪のお客様から預かったサンプル加工
品の工程終了後の返送など指示。上手く新規取引にたどり着けばよいのですが。

15時、昨年度・一昨年度の試算表内容など吟味。手前勝手な経営指標として、
「付加価値」以外に「純付加価値」、回収安全性数値として「債権小分け係数」など
と言った、やや肩の凝る値を考案したりしておりました。ちっとでもつぶれにくい会
社を築くべくもがき続ける作業、とでも言いますか...

16時半、福岡県同友会事務局県南地区担当のTさんとAさんが工場見学にご来社。
19時から久留米市役所3階会議室にて久留米支部役員会が開催されましたので、
その出席を兼ね、当社までおいでになったのでした。

で、19時からその役員会に出席。21時まで。

21時過ぎ、事務所に戻り、回転体釣合試験成績表を5枚作成した後、試算表内容
吟味作業を23時半まで。

さて帰ろうとみこしを上げると、イオンプレーティング準備室に明かりが灯っており、
乾式表面処理部門F君が山口県の得意先向け報告書など大車輪で作成中でした。
少しでも早よ帰れよ~、と自分の行状はとんでもない高さの棚に放り上げ、F君に
声掛け。どうしても、諸業務、彼に集中し勝ちになるのを緩和させる必要ありです。


本日は朝から、18時半開始の社内連絡会議向けデータなど集計。

11時、JTB久留米支店のG君が来社。来週木曜12日からの東南アジア行き航空
券&10月末に3日間の予定で立案しつつある「CRAFT」上海万博見学ツアー資料
などをご持参。土日で万博見学し、月曜日は現地立地の日系SUS鋳造業者さん
を訪問出来そうな気配。

午後早い時間帯は、7月度成績集計。社内加工対外注加工比率の推移把握作業。

15時過ぎ、前日面接したQS社からの派遣社員W君についてのオリエンテーション
表を作成。

16時半、取引銀行の中の一行、山口銀行久留米支店当社ご担当の渡辺氏&1名
がご来社。当社担当以来2年2ヶ月で転任ご挨拶となりました。転任先は東広島支
店で、今まで一度も足を向けたことが無い地だとのこと。当社に非常に良くしていた
だいたご担当者で、名残惜しいことこの上なしでした。いずれ出世して、久留米支
店長として戻ってきて欲しい旨、伝言致しました。それにしても銀行員のご家族は
大変やなー、と実感。

そして、18時半からつい先ほどまで営業担当者&工程担当者連絡会議に出席。

延岡の安宿でひいた後、ぐずぐずと長引くもそろそろ治りかけていた我が喉風邪な
のですが、この時刻、またまた声がかすれ始めてしまいました。



-------------------------------------------------------
● ㈱東洋硬化へのお問い合せは、当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

-------------------------------------------------------


人気blogランキングです。押してくださると嬉しいです。


梅雨明けとともに槍ヶ岳登った件(その1)

2010年08月01日 21時25分21秒 | うろつきアーカイヴス


7月17日から19日にかけて岐阜県側から槍ヶ岳登った件の詳報。

前夜宿泊していた高山市から走り始め、新穂高温泉はずれの登山者用無料駐車
場に車を置き登山スタート。鎌田川右俣谷沿いの林道を谷沿いに北東へ歩きまし
た。

スタートから2時間弱の白出沢出合で林道が尽き、岩がゴロゴロした沢を渡った地
点から登山道が始まりました。

ブドウ谷・チビ谷と、槍・穂高主稜線から西に落ちてくる傾斜のきつい沢を渡ってい
き、白出沢出合から1時間強で、大キレット・北穂高から流れ落ちる滝谷の出合へ。


(行方不明者の捜索活動が行なわれていました。上流には雪渓が)

雲行きがあやしくなり、ザックカバーを装着。少し歩くとポツポツきたので、ゴアテッ
クスを着用。雨具で蒸れて発汗多々でした。

結局は雨と汗でずぶ濡れになりつつ、新穂高温泉から4時間で17日の目的地槍平
小屋着。


(雨具その他を乾燥室にぶち込んだ後、晩飯。こんな感じ。奥深い山中で食すには
最高の献立かと)

20時過ぎから強引に睡眠をとり、翌18日4時半起床。


(南東には穂高連峰の全景が。前日夕刻は夕立雲で全く見えませんでした)


(右が西穂高岳。左の丸い頭が奥穂高岳の支峰ジャンダルム)


(ジャンダルムをさらにズームアップ。技能水準を上昇させ、いつか登ってみたい
ものだ、と)


(東には登山予定の南岳(標高3032㍍)が見えました。槍平小屋の標高が1950㍍
ほどですので、一気に1100㍍の直登となります)

槍平小屋のフロント係員に聞くと、標高2100㍍付近と2700㍍付近に雪渓があるの
で注意、とのことでした。

朝飯喰った後、2日目登攀は6時半にスタート。


(で、情報通り、2100㍍付近に大きな雪渓。200㍍ほど先に先行者が2名)


(スパッツと12本歯アイゼン着けました)


(雪渓の最上部付近)

先行者2名の後を付いて行くと、どうも登山道を見失った様子。ケータイで槍平小屋
にヒアリングした処、雪渓途中で右の山腹に取り付かねばならぬのを、ずーっと真っ
直ぐに雪渓直登してしまいました。アイゼン付け直し、気を取り直し、雪渓下って登
山道を発見。2時間程度のタイムロスと体力ロスでした。


(標高2400㍍付近から西に笠ヶ岳)


(標高2600㍍付近から南東に穂高連峰)


(槍平小屋で聞いたカール地形上の2つ目の雪渓。標高2700㍍付近です。最初の
雪面横断はアイゼン不要と判断しました)


(カール内の草原から鳥の鳴き声が小さく聞こえました。雷鳥の親子でした)


(羽は夏バージョン。冬バージョンは真っ白らしい)


(奴ら、こんな厳しい地形を安住の地としています。それにしても、人を全く怖がら
ないのな)


(雪面をのどかに歩き去る雷鳥の親子)


(2つ目の雪面はステップが不明瞭でしたので、アイゼン装着し渡りました)


(標高2900㍍付近から。南岳の肩から目的の山、槍ヶ岳が見えました。有難い
有難い、と)


(標高3000㍍弱の南岳小屋。岐阜長野県境=槍穂高主稜線上にあります。槍平
小屋から4時間で到達するはずが、雪渓上でコースロストしたせいで6時間かかっ
てしまいました。おかげで、午後の雲量大の時間帯にさしかかり、視界利かず
がっかり)

ここで、槍平小屋で作って貰った弁当を喰いました。11時前にこの小屋を通過する
はずが、既に13時。


以下、(その2)に続きます。



-------------------------------------------------------
● ㈱東洋硬化へのお問い合せは、当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

-------------------------------------------------------


人気blogランキングです。押してくださると嬉しいです。