地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

梅雨明けとともに槍ヶ岳登った件(その1)

2010年08月01日 21時25分21秒 | うろつきアーカイヴス


7月17日から19日にかけて岐阜県側から槍ヶ岳登った件の詳報。

前夜宿泊していた高山市から走り始め、新穂高温泉はずれの登山者用無料駐車
場に車を置き登山スタート。鎌田川右俣谷沿いの林道を谷沿いに北東へ歩きまし
た。

スタートから2時間弱の白出沢出合で林道が尽き、岩がゴロゴロした沢を渡った地
点から登山道が始まりました。

ブドウ谷・チビ谷と、槍・穂高主稜線から西に落ちてくる傾斜のきつい沢を渡ってい
き、白出沢出合から1時間強で、大キレット・北穂高から流れ落ちる滝谷の出合へ。


(行方不明者の捜索活動が行なわれていました。上流には雪渓が)

雲行きがあやしくなり、ザックカバーを装着。少し歩くとポツポツきたので、ゴアテッ
クスを着用。雨具で蒸れて発汗多々でした。

結局は雨と汗でずぶ濡れになりつつ、新穂高温泉から4時間で17日の目的地槍平
小屋着。


(雨具その他を乾燥室にぶち込んだ後、晩飯。こんな感じ。奥深い山中で食すには
最高の献立かと)

20時過ぎから強引に睡眠をとり、翌18日4時半起床。


(南東には穂高連峰の全景が。前日夕刻は夕立雲で全く見えませんでした)


(右が西穂高岳。左の丸い頭が奥穂高岳の支峰ジャンダルム)


(ジャンダルムをさらにズームアップ。技能水準を上昇させ、いつか登ってみたい
ものだ、と)


(東には登山予定の南岳(標高3032㍍)が見えました。槍平小屋の標高が1950㍍
ほどですので、一気に1100㍍の直登となります)

槍平小屋のフロント係員に聞くと、標高2100㍍付近と2700㍍付近に雪渓があるの
で注意、とのことでした。

朝飯喰った後、2日目登攀は6時半にスタート。


(で、情報通り、2100㍍付近に大きな雪渓。200㍍ほど先に先行者が2名)


(スパッツと12本歯アイゼン着けました)


(雪渓の最上部付近)

先行者2名の後を付いて行くと、どうも登山道を見失った様子。ケータイで槍平小屋
にヒアリングした処、雪渓途中で右の山腹に取り付かねばならぬのを、ずーっと真っ
直ぐに雪渓直登してしまいました。アイゼン付け直し、気を取り直し、雪渓下って登
山道を発見。2時間程度のタイムロスと体力ロスでした。


(標高2400㍍付近から西に笠ヶ岳)


(標高2600㍍付近から南東に穂高連峰)


(槍平小屋で聞いたカール地形上の2つ目の雪渓。標高2700㍍付近です。最初の
雪面横断はアイゼン不要と判断しました)


(カール内の草原から鳥の鳴き声が小さく聞こえました。雷鳥の親子でした)


(羽は夏バージョン。冬バージョンは真っ白らしい)


(奴ら、こんな厳しい地形を安住の地としています。それにしても、人を全く怖がら
ないのな)


(雪面をのどかに歩き去る雷鳥の親子)


(2つ目の雪面はステップが不明瞭でしたので、アイゼン装着し渡りました)


(標高2900㍍付近から。南岳の肩から目的の山、槍ヶ岳が見えました。有難い
有難い、と)


(標高3000㍍弱の南岳小屋。岐阜長野県境=槍穂高主稜線上にあります。槍平
小屋から4時間で到達するはずが、雪渓上でコースロストしたせいで6時間かかっ
てしまいました。おかげで、午後の雲量大の時間帯にさしかかり、視界利かず
がっかり)

ここで、槍平小屋で作って貰った弁当を喰いました。11時前にこの小屋を通過する
はずが、既に13時。


以下、(その2)に続きます。



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    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
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    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

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