さて、数日前行なった、香港→深セン→雲南→メコン川→タイ北部→バンコク、の
詳報。
8月12日、10時50分発のキャセイパシフィックで香港へ発ちました。いつもの台北
ワンクッションの後、香港着が現地時刻15時。通関・荷受諸々に時間を費やし、
くそ暑い中、S君と合流して15時半過ぎ発の2階建てバス2階最前列に座る頃には
ヘトヘトに。
さらに電車に乗り継ぎ、香港・深セン越境地点の羅湖からイミグレーションを2回
通過して、大陸中国に入り込めたのは17時を廻った時間帯でした。
現地表面処理設備メーカーさん差し向けのワンボックス車に乗り込んで、夕刻の
街中、イリーガルな雰囲気漂う深セン市街地を30分程度走行。
深セン宝安空港近くの設備メーカーさんで日本向けの表面処理設備を見学し、質
疑応答などを数十分行なわせていただきました。
大陸中国の設備作成能力水準を理解する事が出来ました。結論、「侮れず」です。
今後、単発設備・アッセンブリーいずれも大陸中国の存在を意識することになりそ
うです。
20時を大きく過ぎた頃より、深セン滞在中の表面処理関連の旧知の方々計6名で、
日本食喰い、遅くまでカラオケ歌っていました。
13日朝、二日酔いによるフラつきの中、早い時刻の飛行機で深センから雲南省の
省都昆明へ移動しました。半覚半睡の元、機内で体調を取り戻すことに成功。
(さて、昆明空港ターミナル前の駐車場です。一昨年の7月、この付近とターミナ
ル内・駐機場が冠水して空港が丸々一日クローズとなり、ここから移動した後に
行なう営業活動予定が滅茶苦茶になったこと、懐かしく思い出されます)
タクシーで昆明市街地南東郊外にある長距離バスターミナルへ。
(西双版納(シーサンパンナ)タイ族自治州州都景洪(ジンホン)行きの正午発寝台
バスに滑り込むことが出来ました)
(進行方向に足先を向けた狭い寝台が3列2階建てに配置され、定員40名強。7時
間半の長距離ランに備えて、あまり綺麗そうでない寝具などが用意されています。
景洪までは500㌔前後の高速道路走行だとのこと)
(走行2時間弱の地点でトイレ・昼食タイムとしてバスは大休止。40分間ストップ
です。玉渓(ユイシー)という小都市)
(玉渓バスセンター併設の食堂で汁麺喰いました。もっとも薄味のグレードにして
もらったはずなのですが、ビジュアル通りの辛さでした)
(辛いなりに喰い足りなかったので太麺バージョンにトライ。山梨のホウトウか、
大分のヤセウマの様な麺幅。ただし、全て米麺です)
雲南南部での米麺にして、ベトナムのフォーと既に同類の文化圏を形成している
のではなかろーか、と勝手に推測していました。
(標高2000㍍近い昆明から下り基調でミャンマー・ラオス国境へ向けて南下して
いくものですから、車窓に映る風景が刻々と暖地化していく様子がはっきりわかり
ました。写真は、イ族だかタイ族だかハニ族だか、の集落)
南下していくに従い、車外の温度を示す表示板の数字が上昇。15時過ぎには41℃
となりました。加えて、東南アジアの天候要素を色濃く現すかの様に、数度に渡る
夕立というかスコール。
これら騒々しい車外風景に勝るとも劣らぬのが、車内で放映されていたジャッキー・
チェン主演映画。奮発したサービスを意味するものなんでしょうが、大音響で流され
るカンフーコメディー画像の傍で仮眠をとることなど不可能。
一部工事中だった箇所を除けば、基本、滑らかに高速走行出来たバス移動でした
が、終点の景洪バスターミナルに到着したのは21時過ぎ。始発地の切符売り場で
聞いたのより1時間半の延着でした。特段トラブルもなくスムーズに走ったと言うの
にです。
上機嫌そうにハンドルを握る運転手をずっと見ていて思いあたったのが、始発時刻
も経由地着発も到着時刻も、あくまで参考とするべき目安程度のものであって、そ
れ以上のものでもそれ以下のものでもないとの認識を堅く保持していそうだという
事実。他の乗客たちも、無事に着いてよかったね、と大幅延着のことなど歯牙にも
かけていない様子。釈然としないのは独り僕だけだった様でした。
S君が予約してくれていた景洪での安宿(100RMB=1400~1500円)は、バスター
ミナル近くで便利ではありましたが、ホテルと言うよりマンションの一部屋貸し状
態のもの。投資目的で購入したマンション物件を利用しないのは勿体無いとの思
惑で、短期長期滞在者用に開放している様でした。
とりあえず、部屋に荷を置いて遅い晩飯喰いにS君と外へ出、露天にテーブル並べ
て串焼き肉など食べさせてくれる飯屋に行き着くことが出来ました。
(有没有、冷的啤酒?(冷えたビール有る?)と、店のオネーサンに言うとすぐに持っ
てきてくれたのが、左「Beer Lao」と右「HARBIN BEER」。個人的趣味としてはビア
ラオを奨めてみたい処ですが、どちらも日本のビールより薄味で旨くはなかったです)
前日も深酒気味だったことだし、翌日は熱帯の空気の中をあちこち歩き回るつもり
だし、で、現地のビールでちょっと口唇湿しただけで早々に宿へ戻りました。
以下、(その2)に続きます。
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所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。
● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
と書くのが日本語的には正解)が得意です。
● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティングで
生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
です。
● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
ダイヤモンドライクカーボン)膜の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
膜の再生加工も開始。
● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。
● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与に
ご利用下さい。
● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
平面研削も行います。
● 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
形状・機能の復元加工。
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