7月18日13時、槍・穂高稜線到達後の有様。
南岳小屋前の縁台で、槍平小屋で作ってもらった弁当をもそもそ喰った後、進路
を北に変え、いよいよ今回の山歩きのハイライト、南岳→中岳→大喰岳→槍ヶ岳
縦走開始です。
西の飛騨側から東の信州側に向かって濃いガスがしきりに飛んでくるので、西向
きの視界はほぼ零。雲の中に左半身を突っ込んだまま歩くかの様な状態でした。
南岳小屋から石屑の道をジグザグに登っていくと数分で南岳山頂。
(標高3032㍍の高峰ですが、全くの鈍頂である為、この山を目的とする登山者は
ほとんどいないはず。遠景の端正な山は、槍・穂高稜線から見て、梓川をはさんで
屹立する常念山脈の主峰、常念岳(標高2857㍍))
(東斜面を覗きこむと分厚い残雪が)
(北東方向。氷河に刻まれ作られたカール(圏谷)が幾つも見えます)
(北方向。槍ヶ岳への稜線は雲の中。今から雲の中の尾根歩きするのかと思い、
アドレナリン出放題でした)
(南岳から北に10分ほど歩くと槍沢・上高地方面への短絡路が分かれる天狗原
稜線分岐です。ここからは北東に槍沢の巨大なカールが一望でした)
(同じく天狗原稜線分岐から。中岳の右肩越しに、ガスの切れ間、槍ヶ岳の姿)
ゆるい斜面を登り下りし、中岳カールの足元へ。
(中岳の東斜面は一面の残雪。雪面を左に巻いてルートが作られていました)
天狗原稜線分岐から1時間ほどで中岳山頂。この山も3084㍍の高峰なのですが、
際立った個性があるでもなし、縦走路のアクセント程度の扱い。山頂標識撮影を
怠ってしまいました。朽ちかけた板、擦れて消えかけた文字だったので、まーいー
や、と。
中岳山頂から北側は、ハシゴと鎖を伝って岩場をクリアしていくやや厳しい尾根道
でした。40分ほどで、縦走路3番目のピーク大喰岳の斜面に取り掛かり。
(大喰岳山頂手前、岩がゴロゴロしたあたりから槍ヶ岳。だいぶ近くなってきました)
(槍ヶ岳撮影ポイントとして有名な大喰岳山頂。標高3101㍍。槍ヶ岳山荘に荷物を
置いて槍撮影の為に大喰岳に来ているらしい、恐ろしく元気なオバチャングループ
がキャイキャイ大変喧しく、雰囲気台無し)
(意識して聴力を鈍感にしつつ、ガスの切れ間から槍ヶ岳の雄姿を撮っていました)
集合写真のシャッター押してくれとオバチャンたちに言われるタイミングを上手い事
外しつつ、大喰岳の北斜面を日本最高所の峠である飛騨乗越へ向けて下りていき
ました。
(槍に近づくにつれ、ガスがとれてきました)
(稜線の鞍部、飛騨乗越から大喰岳を振返り撮り)
(天候が良かったから余計になんでしょうが、人影が中々絶えぬ日本最高所の峠
でした)
(飛騨乗越からジグザクに高度を上げ、テントサイトを抜けて、18日の目的地、槍ヶ
岳山荘に到着。15時前に着くつもりが、午前中の雪渓ルートロストの影響で、16時
半到着となりました)
(山荘前のテラスから、歩いてきた大喰岳方向を)
(夕方の斜光に照らされる槍ヶ岳。小槍も険しいことがうかがえます)
2時間余分に歩いたこともあり、へばりがひどいので、槍ヶ岳山頂行きは翌19日
払暁に行なうこととしました。
(東側眼下には槍沢カールの中ほどに建つ殺生ヒュッテが見えました)
(詰め込めば650名は宿泊出来るという、日本有数の規模の山小屋です)
(飛騨側。ガスの中へ日が落ちていきます)
(暗くなりつつある中、まだ山頂には人影多数。日が落ちるに従い、かなりリスキー
な下山となるのは間違いなく、足元手元大丈夫なのか、と心配になりました)
(常念山脈のはるか東には巨大な積乱雲と金床雲。長野県北部・東部は激しい
夕立に見舞われているものとみました。い~や、もしかすると群馬県北西部かも)
以下、(その3)に続きます。
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