地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

『気分はもう戦争』(その五)

2006年10月05日 16時29分01秒 | 毎日がつらつらと過ぎていきます


全てのエピソード中、もっとも派手な話です。




めがね「おーい 村だ 村があるぞーっ」




 198×年×月×日 中ソ戦争勃発から69日

 哈密(ハミ)の南方200マイルのとある町 ランチョウ線の停車駅






ソ連兵「撃っても撃っても湧いて来やがる これじゃきりがねー」




ソ連戦車兵「?」

めがね「それ行けーっ 爆弾三勇士」「アンパン地雷でも食らえっ!」

中国兵「わーーっ わーーっ それーっ」





(中国人海戦術とソ連装甲機械化師団の戦いをきちんと描ける画力、大友克洋、凄いです)






矢作も大友も、一度はこの手のエピソードをやりたかったんだろうし、読者も
こーゆーのを読んでおかないまま、お話終了となってしまったとしたならば、
消化不良の思いを強くしたかもしれません。

ある種、お約束のパートなのですが、半端な漫画家では、とてもじゃないが書
き込み得ない、細密な「人海戦術戦」を、見事としか言えない画力で描き込ん
でいます。

恐れ入りました。


お話の舞台となった哈密付近の蘭新線、5年ほど前に実際、通過しました。

ほぼ、マンガと同様の風景が車窓を流れます。








(哈密駅)




(哈密は、哈密瓜(ハミグワ)が有名です)


明日、『気分はもう戦争』については、最終回とするつもりです。


           
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