地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

ホーチミン市から戻ってくると、目論んでいた生産設備が入り始めていました

2014年03月11日 00時02分36秒 | 毎日がつらつらと過ぎていきます
3月3日午後、事務所に出て工場内を見てみると、数ヶ月前から目論んで
いた生産設備が数台、所定位置に鎮座していました。


(まず、なんだか顔の無いスフィンクスみたいなこの装置は...)


(シリンダーの分解組立装置です。組上げた後の油圧チェック装置付き)

この手の機械、市販のモノはどこを探してもありません。「中小製造業経営
研究会CRAFT」の仲間内で、設計と部品製造・組立を実施してしただきま
した。

皆さん、ありがとう。


(made in CHINAのクロム鍍金用整流器。なにせ価格が価格、大中国特
価だった為、えいやっ、と清水の舞台から飛び降りてみました。producted
by JAPANESEなので多分大丈夫だと思います。17日に2次側結線を終え、
試運転することになります)


(豊田工機製の中古汎用円筒研削盤。芯間1200mmぐらい。CNC機では
出来ない研削加工用に必要なので)


(同じく豊田工機製の中古CNC円筒研削盤。これとほぼ同等の研削盤を
既に1台稼働させているので、操作に特段の不自由はありません。これは
芯間1500mmくらいだったかな)

芯間2000mm以下程度の円筒研削作業は、トヨダ-ジャンドロンの主軸流
体軸受が最強であると僕は感じています。しかし、芯間3000mm超えると
研削面がビビってくる可能性があるので、あまり長いモノには向かないよ
うに思います。


(昨年6月に導入した滝澤鉄工所製の芯間3000mmCNC旋盤の稼働率を
上昇させる為にCAD導入して旋盤に付随させました)


(CNC旋盤の操作性がかなり向上した模様)

さらに2~3ヶ月を目途にスルファミン酸ニッケル鍍金浴を2槽増設します。
2月現在、現稼働している2槽だけではキャパ過小となっています。この
作業には女性従業員をあたらせる為、2名を教育訓練中です。4月に入
社してくる新人4名中3名(うち女性1名)にもスルファミン酸ニッケル鍍金
作業を仕込むつもりです。

その後、イオンプレーティング増産用設備の設計と製作、さらに、夏時分
に今年最大の目玉となる設備2基の導入を予定しています。


メイン銀行からまたまた借銭することになりました。これはこれで気が重い
限り。



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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは当社ホームページの「お問い合せ」欄、
  または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
  所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
  ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
  全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
  と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化クロムアルミ・窒化チタンアルミ・酸化クロム・
  窒化チタンクロム・窒化チタン他、各種高硬質被膜を

  アークイオンプレーティング生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する、最も付加価値の高い
  窒化クロムアルミ膜の厚付成膜可能です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
  ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
  膜の再生加工も開始。

● 内径18mm・深さ2000mmの細孔内への厚付硬質クロム鍍金が可能に
  なりました。
細孔内の耐摩耗性向上を図れます。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
  今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
  ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
  平面研削も行ないます。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射・アーク溶射による短納期
  での寸法・形状・機能の復元加工。

 内径500mm・深さ3000mm超の大口径パイプ形状品への厚付クロム
  鍍金・ホーニング仕上げまたは自動バフ研磨仕上げ
が可能です。


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