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地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

メジャーリーグ球場の、何と滅茶苦茶なことが!

2006年12月16日 08時00分20秒 | メジャーリーグネタ
 今のところは

さて、松坂の去就がやっと落ち着いたところで、メジャーリーグ球場のデタラメぶり
を見ていくこととしましょう。

ボストン・レッドソックスのフェンウェイパークは、先月の記事でその形状をチェック
してみました。

そーすると、次は、その松坂と阪神から出ていく井川が投げ合うこととなるヤンキー
スタジアムです。

ニューヨーク市のブロンクスにあります。なんでも、スゲー治安の悪い地域だとかで、

 『1980年代のヤンキース低迷期には球場周辺の治安は最悪の状態となり、球場そば
  のハンバーガーショップは「天国に一番近いファーストフード店」と揶揄されるほど
  だった。当時ほどではないが現在でもブロンクス地区は治安の悪い地域である』

さらに、新球場計画もかなり進んでいるとのこと。

 『2009年には新しいヤンキー・スタジアムが完成する予定となっており、それにと
  もない現在のヤンキー・スタジアムは2008年のシーズン終了後に取り壊される予
  定である』


現在のヤンキースタジアムを「GOOGLE EARTH」で見てみると、ホラ!またいびつだ!



 『外野の広さの変遷
   年度  左翼  中間  中堅  右中間  右翼
   1923  280.58  500   487   429  294.75
   1924  280.58  490   487   429  294.75
   1928   301   490   487   429  294.75
   1930   301   490   487   429   295
   1937   301   457   461   407   295
   1939   301   457   461   407   296
   1967   301   457   463   407   296
   1976   312   436   417   385   310
   1985   312   436   410   385   310
   1988   318   399   408   385   314 
    
           ※単位はフィート、1フィート≒30.48センチ 』


この確信犯的外野フェンス距離は、一体どうしたことでしょうか。左右打者の公平も
何もあったものではありません。

改修を何回も重ねている割には、左右対称な形状にしていこうという気構えが全く
無いのが、歴然です。

元々、野球っつー競技は、1塁ベースまでの距離からして左打ちに有利にできている
とは言え...

「松井、お前、これがわかっててヤンキースに行ったとするなら、ちっとずるいよ」

 『フィールドの特徴
  ・開場時ほどではないが、今でも左中間は深い。そのため右打者は不利である。
  ・右中間の深さも385 ft (約117.3 m)ほどあり、浅いというわけではない。
  ・内野の芝が長めで打球の勢いが死にやすいので、内野手には強肩が要求される。
  ・ファウルグラウンドがかなり狭く、基本的に打者有利である。』


ここまでの 『 』 内の記述は、「Wikipedia ヤンキースタジアムの項」から


(圧し掛かってくるかの様なスタンド。威圧感満点)


(レフトスタンド上空数十㍍から、真南遠くに、マンハッタンの摩天楼群が小さく
見えます。ちゅーことは、デーゲームの場合、右中間からセンターあたりが、逆光
になるわけやね。これも左打者には有利)

で、もう一度、レッドソックスのフェンウェイパークを見ると、


(非シンメトリーここに極まれり、面白けりゃそれで全てオッケー、な球場です。
昨日、ちょうどこの角度から松坂がひょい投げするのを撮ってました)


(恐らく、今年、日本のテレビに映されることが多くなるグリーンモンスター)


(上からデトロイト・タイガースのタイガースタジアム、ヤンキースタジアム、
フェンウェイパークの平面図です。メジャーリーグ球場の形態に統一された規格
なんて無いことが一目瞭然です)

上の図は【 大リーグと都市の物語(平凡社新書 76) 宇佐美陽 著 
            第7章 都市と球場  1 野球場の変遷と歴史 】 から



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