早朝、久留米市役所東で行なわれた今年最後の胃がん検診に行ってきました。
発泡剤とバリウム飲まされ、身体をゴロゴロ転がされた上、終了後には下剤服用。
おかげ様で、この時刻まで何度となくトイレ行き。今日の業務は急遽中止です。下
剤効き過ぎ。
11月13日の大峯山系八経ヶ岳行きの詳報。
11月12日夕刻、橿原市で3日間の関西営業を打ち上げ、大淀町・下市町経由で天
川村の民宿大谷屋へ。
翌朝、6時半前に出立して、5月も走った道幅狭すぎる国道309号を南東に走り、天
川村と上北山村境の行者還トンネル西口(標高1090㍍)の弥山・八経ヶ岳登山口
に着いたのが7時過ぎ。
(5月9日の山上ヶ岳・稲村ヶ岳登りの後に偵察しておいた、弥山(みせん)・八経ヶ
岳登山口です。半年後、新緑はもちろんなく、秋も過ぎ既に初冬の雰囲気)
(車を留めた先には行者還トンネル。あまりの険しさに役行者(エンノギョウジャ:役小角
(エンノオヅヌ)の別称。役小角は飛鳥時代から奈良時代の呪術者。修験道の開祖)が
登頂を断念し引き返したとの言い伝えのある行者還岳の中腹にある為、こう名付け
られました)
駐車場を7時半過ぎにスタート。吉野山に始まり熊野三山に終わる大峯奥駈道が走
る分水嶺の尾根筋まで、急勾配を40分強でよじ登りました。
(左手前から登ってきた登山道は、左奥(行者還岳方面)からの大峯奥駈道と合流
し、弥山方面へ。合流点の標高はおよそ1500㍍)
(合流点から北北東方角、木々の間から大普賢岳(標高1780㍍)が)
(尾根上の大峯奥駈道を西へ辿ります。大変好ましい散歩道)
(「弁天の森」。三角点のある尾根上の標高1600㍍小ピークです。高曇り、気温は
多分10℃未満、無風)
アップダウンのあまりない尾根道を40分ほど歩くと、「聖宝ノ宿」跡。廃止された宿
坊の跡地だとのこと。その脇を通り過ぎるとジグザグに木段で高度を上げて行き、
さらに40分で、大規模山小屋のある弥山山頂部に到着でした。
(11月半ば、既に冬仕舞い。閉店状態の弥山小屋。おそらく100名以上の宿泊可
能かと思われます)
(弥山小屋脇を通り過ぎ、山頂(標高1895㍍)に鎮座するのは弥山神社)
(御祭神は、「天之御中主神」「高御産巣日神」「神産巣日神」「伊邪那岐神」
「伊邪那美神」「天照大神」「月読命」「建速須佐之男命」「始め百柱の神等」。
主祭神は、「市杵島比売命」「天宇受売命」「吉野坐神」「熊野坐神」。
「此らの神々を集合し 天河大弁財天 法弁財天 と称す」、とあります)
日本神話フルキャスト。
(弥山神社から南南西には、近畿地方最高峰の八経ヶ岳が、指呼の間。さらにそ
の後方には大峯奥駈道が通ずる仏生ガ岳(標高1805㍍)と釈迦ガ岳(標高1800
㍍)が見えます。いずれ奥駈道歩き通しをやってみたいものですが、用心してかか
らにゃ、この山域、すぐ道迷い遭難しそう)
菓子パン1斤齧って、弥山から八経ヶ岳へ縦走開始。
(鹿害からオオヤマレンゲ群落を守る為のネット。縦走路は扉を開閉して出入りしま
す。ヤレヤレ..)
弥山から15分ほどで、八経ヶ岳(標高1915㍍)着でした。
(大峯奥駈道のハイライトたる山頂です。修験道者が持ち歩く錫杖のモニュメント)
(北。通り過ぎてきた弥山。山頂少し右に弥山小屋が見えます)
(東。遠景は大台ケ原の峰々。来年、あっちを狙っています)
(南。いくつものピークを継ぎ足し蛇行する尾根上に大峯奥駈道が通っています)
(八経ヶ岳の一つ南隣のピーク、明星ヶ岳(標高1894㍍)。あの山頂まで行って引
き返し)
山頂でおにぎり喰って、明星ヶ岳へスタート。
(10分ちょっとで明星ヶ岳山頂直下北側の「弥山辻」。左が大峯奥駈道本筋、右は
頂仙岳・狼平避難小屋方面)
左へとって数分、本筋は明星ヶ岳山頂を右に巻いている様子だったので、さらに左
への枝道に入ってすぐに山頂でした。
(一面の立ち枯れの向こうに八経ヶ岳。立ち枯れの原因は何か?)
(南東に大台ケ原から三重県境方面の山々。後南朝の御所が置かれていた深山)
明星ヶ岳で写真撮って、すぐに来た道を素直に引き返しました。下山後、久留米ま
で車飛ばして帰らにゃなりませんので、体力的にも時間的にも余裕持たせて下山
する必要から。
(弥山から「聖宝ノ宿」への急坂の途中から、北に、5月に登った山上ヶ岳(中央
やや右の平たい山頂)と、稲村ヶ岳(その左。さらに左にピョコッと支峰を抱いた山))
(奥駈道を東へ。序々に高度を下げます)
(奥駈道から別れ、登山口に近い付近。標高1100㍍あたりでは、紅葉の名残が)
(渡渉用に小さい木橋。好ましいです)
車に乗り込んだのが14時半前ぐらいだったか。往路3時間・復路2時間半ぐらいの
山歩きでした。
帰路、桜井市・橿原市方面に向かう為、弥山山頂で得た情報に沿い、行者還トン
ネルを抜けて上北山村へ。309号線から道路状況の良い169号線に乗り換えて北
へ向かうルートを採りました。
(標高高いあたりは既に落葉した冬の山ですが、1000㍍付近から下は紅葉の盛り)
(もう少し陽が差していたならば色が映えたことだろう、と)
(我が国の紅葉は、森林の樹種が多様であるのを反映して色彩豊かであるのが
特徴なんだとか。カナダの欅紅葉など、それはそれは見事なものだ、と聞いた事
がありますが、あれは単一種の紅葉で、一面須らく真っ赤っ赤になるらしい)
(汗臭さが車内に充満し、如何に我が体臭ながら耐え難く思われましたので、帰路
を変更し、宇陀市にある「大宇陀温泉あきののゆ」へ。)
柿本人麻呂が詠じた
「ひむがしの 野にかぎろひの立つ見えて かへり見すれば 月かたぶきぬ」は、
この地の払暁の情景描写。4年前、この歌に引かれて「阿騎野・人麻呂公園」を
訪れたことがあります。今回は、時間制約上、大宇陀うろつきは無理。
風呂入った後、宵の口、橿原市を目指し、南阪奈道・近畿道・中国道・山陽道と
走って、久留米に翌3時着となりました。
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所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。
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・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
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