地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

銚子笠南から不土野峠、さらに小崎峠の先まで県境尾根歩き

2010年11月09日 00時23分10秒 | うろつきアーカイヴス
10月10日~11日の熊本宮崎県境尾根歩き記事掲載に続き、1週後の10月17日
の県境尾根歩き記事を。

久留米を5時半にスタートし、九州道を人吉へ。人吉盆地北縁の広域農道で湯前。
市房ダムの西を走って、11日に宮崎県側から越えた不土野峠着。8時半、峠直下
の林道脇に駐車し、6日前は車を走らせた県境尾根に沿った林道をテクテク歩き
ました。


(舗装された林道を6㌔強歩き、10時過ぎ、前回銚子笠から白鳥山へ縦走した際に
車をデポした作業道との分岐点に着きました)

前週と同様、急坂の作業道を1㌔ちょっと上がり、植林の県境尾根に到着。不土野
峠直下に車を置き、林道歩いてきたことを除き、ここまでは11日の動きのトレース。

前回は、県境尾根を北西に、銚子笠へ向かったのを、今回は真逆に南東へ、不土
野峠に向けて歩きました。


(県界杭に沿って歩き30分足らずで、標高1227㍍の四等三角点。特に目立った地
形上にあるわけでなく、杉植林帯の中に埋まっていました)


(この2列の杉の間に県境があります。左:宮崎県、右:熊本県。植林の緩斜面を
登り切ったピークは標高1281㍍。この付近の県境尾根、だいぶ低くなっています)


(県境尾根を南東に歩き始めて1時間半ぐらいで、この1222㍍ピーク。進路である
県境はここで南東から真東に向きを変えます。写真中央の木々の隙間が県境。
左:宮崎県、右:熊本県。落葉樹林にこぼれる日の光が美しい)


(治山工事が裏目に出て、植林杉が軒並み倒れて裸山になってしまった宮崎県
側の一帯をかすめて通り、1222㍍ピークから30分で標高およそ1000㍍の不土野
峠の車道へ飛び出しました)


(峠の車道反対側には、県境尾根に沿う形で作られているらしい未舗装林道が)

この未舗装林道、県境から100~200㍍離れた熊本県側に設けられている模様。
県界杭の真上を歩きたいので、林道から左に急斜面をよじ登って尾根上に出て
みると、県境の宮崎県側には延々と続く有刺鉄線。おそらく樹木・牧草への鹿害
除けに設置されたものと思われますが、興醒め甚だしいものがあります。

そして、付近には多数の鹿がいる気配。遠く近く鳴き声と走り去る音、多々。

杉植林帯が終わり、東に傾斜を上げる自然林緩斜面を標高1200㍍まで登ったあ
たりに、25000地形図では小崎峠との記載があります。実際のその付近の様子は、
杉植林を乱暴に伐採し、作業道を無秩序に引き、腐った木屑とぬかるんだ山肌が
ひろがる激しく荒れた尾根筋となっていました。

建材としての杉を伐採する行為を否定する気は毛頭ありませんが、もう少し穏便に
山肌に対するダメージ少なく行なう方法もあるんじゃなかろーかと思いました。


(さらに真東に10分ほど自然林の斜面を登ると標高1266㍍の三等三角点ピーク。
眺望は深い林の中につき、全く利きません)

ここまで真東に向いていた県境はこの三角点で90度向きを変え、ほぼ真南に。


(1266㍍ピークから南に数分で10月17日最高のビューポイントに出ました。県境
尾根がずっと連なる先にピョコッと頭を突き出すのが江代山(津野岳とも呼ぶ、標
高1606㍍)。前回、銚子笠南面の大岩から見た時よりもかなり近く見える様にな
りました。このポイントで菓子パン一齧り。高低差がそれほどない県境尾根を縦走
していますので、疲労感少なく、発汗少なく、パン齧る回数も少なく)

ビューポイントからさらに15分で、舗装林道。


(写真中央の尾根を奥から歩いて舗装林道にコケ落ちました。右側が宮崎県椎葉
村大河内つづら原からの林道、左側が不土野峠から600~700㍍熊本県側に下り
た地点から発する林道)

10月17日の熊本宮崎県境尾根歩きはここで終了です。


(この名称不明峠(標高およそ1170㍍)の南側に「↑江代山」との標識付きで登山
道がありました)

次回の県境尾根歩きはここがスタート地点となるはずです。


(峠から宮崎県側に少し歩き、椎葉村撮り。高さこそ標高1400~1600㍍程度では
ありますが、深さでは一級品の重畳たる山並み)


(宮崎県側に「村道川の口線終点」と)

この峠から熊本県側に3㌔ほど歩いて不土野峠にデポしておいた車を拾い、再度
この名称不明峠を越え、椎葉村→五ヶ瀬町→馬見原→矢部→御船IC、と走って
久留米戻り。


(帰路、上椎葉ダム脇を走りました。このダムが作る日向椎葉湖にファルトボート
浮かべてパドルぴちゃぴちゃいわせたいです)

10月17日は、林道と道無し部歩行合計で20㌔程度歩きました。標高差がそれ程
ないコースでしたので疲労感少なく、日照時間の長い初夏に実施していたならば、
さらに6~7㌔は県境尾根をうろついていたかも。

この日の山歩きでは誰一人ともすれ違いませんでした。名前の通った山へのアプ
ローチではないので、当たり前っちゃー当たり前。



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    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
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