国道122号沿いの音楽喫茶 『ドルフィン』

さぁ、音楽を聴け!
コーヒーは自分で沸かして用意して…
そんな仮想の音楽喫茶

ジャズ喫茶で過ごす幸福な時間 「BIG BOY」編 Vol.1

2010年01月23日 | 他店訪問
コーヒーを飲むにはそこら辺にあるコーヒーショップで事足りる。
ほら、ちょうど都合良くジャズもかかっている。
だが、ジャズにどっぷりはまりたいのなら
やはりジャズ喫茶に行かなくては!

ひさしぶりに神保町の「BIG BOY」に行ってきた。
ここ数日、「BIG BOY」のサンドウィッチが食べたくて仕方がなかったのだ。
僕は基本的に土曜日しか出掛けられない。
ジャズ喫茶に行くのも土曜日に限られてくるのだが、
最近は「いーぐる」の連続講習会への参加であったり、
「BIG BOY」が休業日(第1、第3土曜は休み)で合わなかったりと
なかなか訪問の機会を逸していた。
もう週中頃から「よ~し、何が何でも今週は行くぞ!」と気合いを入れての訪問だった。

12時半ごろに店に着くと、店内にはお客の姿がなく
マスターの林さんと奥さんしかいなかった。
林さんは変わらず黒で統一したダンディーな装いで「ひさしぶり」と迎えてくれた。
まずはご挨拶に鵠沼海岸にある「響庵」のマスター、大木さんの話題から話が始まる。
「BIG BOY」ができるずっと前に神保町にはジャズ喫茶「響」があった。
「響」が閉まり、
大木さんが鵠沼海岸に「響庵」という小さいジャズ喫茶を作ったのは有名な話。
たぶん「BIG BOY」の林さんも「響」に通っていたのだろう。
僕が「響庵」に行ったことがあると話をしてからは、訪問すれば必ず大木さんの話になる。

その後最近聴いているジャズの話だ。
僕がウィントン・ケリーを聴いていると話すと、
林さんは惜しげもなくケリーのアルバムやレコードを取り出して見せてくれる。
『枯葉』の別テイク集をかけてくれ、オススメのアルバムを教えてくれる。
ちょうど頼んでいたBLTサンドとコーヒーも出てきて
僕にとって至福の時が訪れる。
これがジャズ喫茶だ!

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