国道122号沿いの音楽喫茶 『ドルフィン』

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そんな仮想の音楽喫茶

ラーメンとレコードを求めて三千里…まではいかない(神保町~新宿) 発端編

2011年09月11日 | マスターの紀行文
人生、初めてのことを失敗してしまうと
その後の人生にも大きな影響が出ると言われる。

僕の場合はまさに「ラーメン二郎」がそうだ。
確か2年ぐらい前のことであるが、
大宮駅から京浜東北線に乗るといつも見えていた黄色い幌。
そこには「ラーメン二郎」と書かれている。
ラーメン党の僕としては「なるほどな~」と思いながらそこを見ていた。

そして出張があった日、
たまたま時間があったので大宮駅から歩いて気になる「ラーメン二郎」へ行ってみる。
偶然というのは常に重なるもので、偶然にも並んでいる列が少なく、
偶然にもすぐに座れる状況だった。

食券を買ってみてふっと店内を見ると、
大きなどんぶりに山のようになった野菜が積まれているのが見えた。
しかも想像以上に店内が狭く、冬場ということで来ていたコートを脱ぐ場所もない。
出張という時間制限もあり、その大どんぶりに山のように積まれた野菜の下に
それと比類するほどの太麺が大量に隠れていることなど想像も付かず、
量の多さと暑さにノックアウトをしてしまい、
以後「「ラーメン二郎」には行ってはいけない」という不文律を作っていた。

ところが「突然」というのは来るものだ。
先週の月曜日、ふと思った。
「「ラーメン二郎」に行こう!」
これをラーメン再燃の法則というかどうかは知らないが、
ひどく脂っこく、量が多くて腹を駆逐したラーメンであっても、
間を取ると再び食べたくなるという現象がおとずれたのだ。

それから一週間、ネットを駆使して「ラーメン二郎」への対策を立てた。
巷には「ジロリアン」「ジロリアンヌ」なる専門語もあり、
まさに入門の手続きが必要なラーメンのようだ。
写真で見るたびに、あの圧倒的な野菜の山が見られるが、
量を少なくすることも可能なようで、
普通のラーメンを頼むよりも小さくしたり、少なくしたりを言った方がいいようだ。

我慢と研究を重ね、いよいよ土曜日に「ラーメン二郎」を目指す。
目的地は神保町。
これは活動範囲のお茶の水に近いし、
神保町にはジャズ喫茶の『BIG BOY』もある。
しかもネット上ではかなり美味しいとの評価だ。
途中で気分が悪くなってはいけないので、前日は多めに睡眠を取り、
脂肪排出を高める黒いウーロン茶を持って、いざ、神保町へ!

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