国道122号沿いの音楽喫茶 『ドルフィン』

さぁ、音楽を聴け!
コーヒーは自分で沸かして用意して…
そんな仮想の音楽喫茶

今日はキャノンボール、20%引きの日

2010年03月27日 | マスターの独り言(日々色々なこと)
ようやく苦労していた仕事が一段落ついた。
仕事の忙しさとボブ・ディラン来日に
すっかりジャズがお留守になってしまった。
今日は最後の確認ということで、職場に午前中から出向き、
午後からはフリー。
「今から都内に出るのもなぁ」と思いながら
隣の市にあるツタヤにジェリー・マリガンの『ジェリー・マリガン・カルテット』が
20%引きで売られていたのを思い出した。
たいがいに大手CD店ではない店のジャズコーナーというのは寂しい。
多数の売れ残りや「ちょっとこれは…」という物、
ジャズと言いかねる物にオムニバス盤と何だか残念な状況が通常だ。
ところがそんな中、人が手に取らないからこそお宝が眠っていたりする。
しかも格安で!

一路車をツタヤまで走らせる。
ジャズコーナーには全く人がいない。
「うん?」と思えば、
キャノンボール・アダレイの『キャノンボールズ・ボサ・ノヴァ』があった。
最近のジャズ離れを考えると、ちょっと奮発してもいいだろうとこれも購入を考える。
まぁ、何せ20%引きだし。

と、肝心要のジェリー・マリガンの『カルテット』が無い!
慌てて端から端までしっかりと棚を見る。
あまりにも焦っていたせいか
ジェリー・マリガンの名前さえ一瞬ど忘れしてしまったほどだ。
いくら探しても見あたらないということは、売れてしまったのだろう。
こんな片田舎でもジェリー・マリガンに興味をもち、
長らく店ざらしになっていたCDを買っていった人がいたということだ。
(自分がそうなっていたかもしれないのだが…)

学んだことはやっぱりジャズなどは見つけたら「すぐ!」というのは大事なのだ。
「まぁ、後で」というとこんなことになる。
仕方ない。また中古屋を探して見つけるしかないだろう。

と、再びキャノンボール・アダレイのところで『イン・サンフランシスコ』を発見。
前に「Lacuji」の記事で書いたナット・アダレイと写ったジャケットのやつだ。
…仕方がない。
収まりを付けるにはこの1枚か?
まぁ、いい。やっぱり20%引きだし。