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自転車屋の日々

パンクしてしまったら

2014-11-25 14:22:00 | 自転車
自転車に乗っていてもっとも多く体験するトラブルと言えばやっぱりパンクですね。

現代の技術ではしなやかで乗り心地が良く、軽くてそれなりに強い、すべてを満たし且つパンクしないタイヤ(チューブ)の開発は難しいのでしょうか。

パンクしない方法が開発されればそれが一番良いのですが、とりあえず今はパンクしたらどうするか? を考えておくようですね。

《パークツール》


【VP-1】
標準的なパンク修理キットです。
穴を見つけたらチューブの表面をヤスリなどで慣らし、薄く糊(加硫剤)を塗りサイズの合ったパッチを貼ります。
恒久的に…とは言えませんが、上手に修理すればそのまま長く使用できる修理方法です。

【GP-2】
簡易的なパンク修理キットです。
穴を見つけたらチューブの表面をきれいにし、そのまま専用のパッチをシールのように貼りつけます。
路上で修理する場合、比較的簡単に短時間で修理可能で、パッケージも小さいので大きな荷物を持ちたくないロード乗りの方々に今一番使われていると思います。
ただし耐久性に劣るところもありますので、パンクしていなくてもタイヤ交換などのタイミングで一緒にチューブ交換することをお勧めします。

【TB-2】
チューブではなくタイヤの穴をふさぐパッチです。
鋭い石などで、タイヤのサイドがチューブが見えるほど切れてしまった場合などに、タイヤの内側から貼ります。
古タイヤの切れ端や伸びないビニール、丈夫な紙(お札)などでも代用が利きますが、専用品を持っていると安心です。

そして最後に、修理の終わったチューブをタイヤに収めてそのタイヤをホイールにはめる時は、レバーを使わず最後まで素手で頑張りましょう。
レバーを使用する際は、せっかく直したチューブにまた穴を空けてしまわないように注意が必要です。