7月5日の中日新聞朝刊経済面に、下記の記事がありました。
産業観光の新たな拠点に 「鉄道博物館」 JR東海が構想
産業観光推進懇談会の須田寛座長(JR東海相談役、名古屋商工会議所文化委員会委員長)は四日、 名古屋市内で開かれた懇談会後に会見し、JR東海の「鉄道博物館」(仮称)設立構想を明らかにした。
東海道新幹線の初期の車両のほか、歴史的な車両などを一堂に集めての常設の展示が可能かどうか、検討しているという。
須田氏は「まだ構想の段階だが、展示すべき価値のある車両などはいろいろと保存してある。
産業観光を自ら推進するためにも、ぜひ実現したい」と述べ、設立に意欲を示した。
JR東日本は今年十月十四日に、国鉄改革やJR東日本に関する資料を体系的に保存・展示する「鉄道博物館」を 埼玉県さいたま市大宮区に開館する予定。
JR東海は現在飯田線中部天竜駅に「佐久間レールパーク」を開設しており、古い鉄道車両等の展示を行っています。
しかし上の新聞記事によると、新たに鉄道博物館を設立する構想があるようです。
産業観光を推進している須田氏の発言だけに、信憑性高そうですし、鉄道ファンとしてはぜひ実現して欲しいと思います。
そして実現した場合、開設場所や、展示車両の内容も気になるところ。
場所は車両基地の一部を利用するとなれば、神領・美濃太田・伊勢など限られてくると思われます。
展示車両はJR美濃太田車両区には103系電車など、シートを掛けられて保存している車両がいくつかあるので期待して良さそうです。
2年前に廃車されたユーロライナーも、もしかすると浜松工場内の一般の目に付かない所で、現在もこっそり生き永らえていたりするかもしれません。
そして新鉄道博物館でお披露目…という事は夢物語かなぁ。
でも想像するだけでワクワクしますねぇ