ピアゴ乙川店が8月23日に完全閉店しました。
閉店日の様子をお伝えします。
この日は朝から真夏らしい晴天に恵まれました。
半田店の時みたいな雨天では寂しさに拍車がかかるので、その点では良かったと思います。
1回目はAM10時30分頃に行きました。
平面駐車場はすでにいっぱいで、警備員が立体駐車場へ誘導していました。
立体駐車場の3階まで車がいっぱいの光景を見て「何年ぶりにこの光景を見たのだろう。昔はこれが当たり前だったのに」と思いました。
▼満車の駐車場
まず最後の記念に残る物を購入すべく2階の衣料品売場へ向かいました。店内は最後の買い物をしようとするお客さんでいっぱいでした。売り尽くしのため商品の数が残り少なくて選択肢が限られましたが、何とか希望通りの服を購入できました。商品が無くなりがらんとしている場所ももあったものの、店員さんの掛け声や拍手などでフロアは大変賑やか。お祭り的な雰囲気で「閉店するという実感はありませんでした。
▼商品が無くなりがらんとした2階フロアの一角
▼レシート
閉店のあいさつとかは書かれていませんでした。
2回目は16時30分頃に行きました。
2階の衣料品売場は午前と比べるとかなり商品が減ったものの、大勢のお客さんと店員さんの掛け声で、午前中と変わらない賑やかな雰囲気でした。
しかし1階の食料品売場へ行くと、2階と同様に大勢のお客さんで賑わっているものの、さまざまな食品で彩られていた棚はがらんとしており、商品があってもごく僅か。食品スーパーなのに品物がほとんど無い状況を目にしたとたん「あぁ、やっぱり今日で本当に終わってしまうんだ」と実感。
急に寂しさに襲われて涙が出そうになりました。(´_`。)グスン
その後は最後の状況を記憶に留めるべく、店内をくまなく歩き回ったりして時間を過ごしました。
17時からは「閉店まであと60分」と書かれたプラカードを持った店員さんが巡回を始めました。
17時30分、店長さんの閉店の挨拶の店内放送が流れました。挨拶の後、BGMが蛍の光に変わりました。その後は10分おきに店長さんの閉店挨拶の放送が流れました。(内容は全て同じ)しかし閉店30分前になっても店内はかなりのお客さんがおり、さらに新たに入店するお客さんもいて「これでは18時に閉める事は出来ないな」と思いながら、店内の様子を見ていました。
そして18時、これまでと同様に店長さんの挨拶が流れ、最後に「ただいま18時をもってピアゴ乙川店は完全閉店しました」との宣言がありました。
その言葉を聞いて、自分も店外へ退出しました。
各出口には店員さんが立ち「ありがとうございました」とお客さん一人一人にお礼の言葉をかけていました。
ただ18時を過ぎたこの時点でも、かなりの数のお客さんがまだ店内に残っていました。
そして18時10分頃、サービスカウンター傍の入口で閉店セレモニーが行われ、店長さんの挨拶がありました。
店長さんは半田出身の方との事。
自分の手で地元の店に幕を引かなければいけなくなったというのは、さぞかし無念だったと思います。
そして18時20分シャッターが下り始めました。
店長さんと店員さんが「32年間、ありがとうございました」とお礼の言葉を述べ、見守っていたお客さんにお辞儀をしている背後でシャッターが完全に下り、ピアゴ乙川店は32年の歴史に幕を閉じたのでした。
ピアゴ乙川店、32年間ありがとう。さようなら(´ー`)/~~