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鎌倉ものがたり

2018年01月07日 | Weblog

「鎌倉ものがたり」を鑑賞してきました。

こういった配役構成になっています。


ミステリー作家、一色正和のもとへ元出版社勤務亜紀子が嫁いで来るところからこの物語は始まります!

鎌倉には昔から魔物が住んでいると正和に教えられるも亜紀子は冗談と受け取る・・・・しかし


※監督からはラブラブの恋人同士のような夫婦感を出して欲しいと演出を求められれたそうです。

この映画で亜紀子役を高畑とキャスティングした監督はさすがだなと思った。

旦那役の堺雅人よりこの映画をひっぱたのは高畑の演技力だ!


さてこの映画、予告でもあったように亜紀子は死んでよみの世界へ逝ってしまう!

それを正和が※取り戻しに行くという設定になっている。

実は亜紀子がよみの国へ逝く事はずっと前から誰からの策略だったのだ!


ある夜公園で開かれた市場で「松茸」を勧められ買って帰り

翌日の朝食の味噌汁にその松茸を入れて出す。

正和「えっ!味噌汁に松茸?」と一口「これありだな!」と飲み干す途中

口から泡ではなく黒い煙、いわゆる自分の魂が抜けようした!その時

お手伝いのキン(中村玉緒)が背中を箒で思いっきり叩き助けられる。

「先生、危ないところでしたよ!」

・・・・・・

正和は作家仕事の一方、鎌倉警察心霊捜査課の捜査協力もやっているが

この場面のシーンはわずかであった。


ある日キンが「先生、この家何かに取り憑かれているかも?」と天井の

不穏に気づいた正和が薙刀で音のするところをひとつき!

すると大きな音と共に一人の老人が落ちてきた!

「誰だお前は?」

するとその老人「俺は貧乏神だ!」

「貧乏神だと!私の家に何しに来た?」

すると貧乏神は「金持ちの家かと思ったらとんだ違いだ!」と捨て台詞

「出て行け!」といえども貧乏神事務局より次の指令がない限り居座るしかなし

仕方なく数日が過ぎる。

翌朝、朝の食卓には3人分が用意されていた。

正和「亜紀子、どうして3人分なんだ?」

「だって貧乏神さんも・・・・」と、心優しい亜紀子の言葉に正和も渋々納得

白飯を口にした貧乏神は「こんなに優しくしてもらったのは初めてだ!」と涙を流した。


ある日亜紀子が「ね〜貧乏神さん、首に巻いてる袋の中には何が入ってるの?」と聞く

「何もたいしたものは入っとらんよ!」と風呂敷を解いてみせる。

その中に薄汚れた茶碗が入っているのを亜紀子は見つけ「いいね!」と呟く

すると貧乏神は「だったらあげるよ!」

亜紀子は「だってこのお茶碗がなくなったら貧乏神さん困るでしょ?」

「いや〜私は あんたに何かあげたいんだよ! もらってくれないかい?」

すると亜紀子は台所から朝貧乏神が使っていた茶碗を持って来て

「じゃ〜これと交換しよう!」貧乏神に渡した。


しばらくして、貧乏神事務局より次の行き先を記した巻物が届き別れとなった。

「世話になったな!」「貧乏神さんお元気で!」

・・・・・・・

ある日頼まれていた原稿が白紙となりヤケで居酒屋で正和が酒を飲んでいた時

自宅へ1本の電話、取り次いだ亜紀子は急いで正和に知らせようとし

道すがらの石段でこける!

(この時何か赤いものが現れそれで足を踏みはずしたと亜紀子は言った)

そして正和に「この前断った原稿明後日までに仕上げて欲しいと電話がありました!」と伝える

すると正和は「わかった!やっぱり俺でなくっちゃダメなんだ!」と急にやる気満々先に自宅に走って帰り早速に取り組んだ。

そして早く原稿を仕上げようとしている正和に亜紀子が「ちょっといいですか?」と分かりながらも尋ねるが

「今は忙しいんだ!後にしてくれ」と作業に没頭

・・・・・

仕事も一段落正和はいつもの居酒屋(薬師丸ひろ子女将)に行ったその時

「ね〜先生、なんか疲れている見たいね? しかも変な咳もしているし・・・・・」

「そうかな〜」

「あれ? 先生、あなた何かに取り憑かれているわ!」

「そんな事ないよ!」

「私の長い経験からわかるのよ! このお札玄関に貼っておきなさい! きっとよ!」

そして言われるがまま自宅へ帰るなり玄関内側にそれを貼った!

すると、誰かが玄関のノブを回す「ガチャガチャ」という音

「誰だ?」

すると亜紀子だった!

「ね〜先生、玄関のノブ壊れてるみたい 開かないの」

「なんだ亜紀子か、どこに行ってたんだ?」と聞きながら玄関を開けてあげた

ところが亜紀子は玄関を入れない!

「先生、何か変 入れないよ!」

正和は「亜紀子、もしかしてお前?」と自ら亜紀子に寄る

亜紀子「やっぱり!なんか変だなと思ってたけどそうなんだ!」


実は、亜紀子も松茸の味見をしており石段で転んだ時に口から分身である魂を落としてしまっていたのだ

その後一生懸命探したが見つからなかった。

「早く言おうと思ったけど、先生忙しくって・・・・」

「なんでだよ〜」

その時、死神(安藤さくら)が現れ亜紀子をよみの国へと導いていく!

ここからしばらくは二人の涙涙の別れ!

亜紀子の名シーン!どこかで嗚咽も聞こえてくる

さてこの続きは後日に・・・・・・・


 

 


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