左甚五郎! かの有名な彫刻師
日光東照宮にある「眠り猫」の作者です。
彼は播州明石の生まれと伝えられているそうです。
落語の演目でもネタがありますね(^^)
それは「ねずみ」
昔々、仙台の宿場町に大きな虎屋という宿があった。
聞くとそこの主人は宇兵衛という。
5年前に妻に先立たれ、迎えた後妻は性質が悪く宇兵衛とその子に辛く当たった。
おまけに番頭といい仲になり二人して虎屋を乗っ取られてしまった。
追い出された宇兵衛は向かいにある物置小屋を仕立て直し
なんとか宿をこしらえました。
そして、その小屋に住んでいたネズミにちなんで鼠屋として宿を構えました。
この状況を聞いた旅人は、自らが名匠左甚五郎であると明かし
木片でねずみを彫り上げ、繁盛を願ってそれを店先に置いてやり帰っていった。
すると、その木片のねずみが・・・まるで本物のねずみのように自分で動き回り始めた。
さ~これが噂となり広まるやいなや・・・鼠屋に泊まればご利益があるとし
どんどん客が来るようになった。
一方、向かいの虎屋は主人を追い出した悪行を吹聴され客足が減っていった。
腹を立てた虎屋の主人は、早速仙台の巨匠に虎を彫らせ店先にねずみを見下ろすように飾った。
すると、ねずみは急に動かなくなった。
再び左甚五郎が鼠屋を訪れ、自分が彫ったねずみの顔がひどく怖がっているように気づく!
しかし、虎屋の虎はとても出来損ないの彫刻に見えた。
それは・・・仙台の巨匠は金を取るだけ取って弟子に彫らせたものだから
顔はひどく弱気そうで、額には虎を示す王の字の模様もない!
「ねずみよ!俺は魂を込めてお前を彫った。なぜ、あんなおかしな顔の虎に怯えるんだ?」
すると、ねずみはふと振り返って・・・・
「えっ! あれ虎だったの? 猫かと思ってた。」
え~お後がよろしいようで(^^)
チャカチャンリンチャンリン♪
日光東照宮にある「眠り猫」の作者です。
彼は播州明石の生まれと伝えられているそうです。
落語の演目でもネタがありますね(^^)
それは「ねずみ」
昔々、仙台の宿場町に大きな虎屋という宿があった。
聞くとそこの主人は宇兵衛という。
5年前に妻に先立たれ、迎えた後妻は性質が悪く宇兵衛とその子に辛く当たった。
おまけに番頭といい仲になり二人して虎屋を乗っ取られてしまった。
追い出された宇兵衛は向かいにある物置小屋を仕立て直し
なんとか宿をこしらえました。
そして、その小屋に住んでいたネズミにちなんで鼠屋として宿を構えました。
この状況を聞いた旅人は、自らが名匠左甚五郎であると明かし
木片でねずみを彫り上げ、繁盛を願ってそれを店先に置いてやり帰っていった。
すると、その木片のねずみが・・・まるで本物のねずみのように自分で動き回り始めた。
さ~これが噂となり広まるやいなや・・・鼠屋に泊まればご利益があるとし
どんどん客が来るようになった。
一方、向かいの虎屋は主人を追い出した悪行を吹聴され客足が減っていった。
腹を立てた虎屋の主人は、早速仙台の巨匠に虎を彫らせ店先にねずみを見下ろすように飾った。
すると、ねずみは急に動かなくなった。
再び左甚五郎が鼠屋を訪れ、自分が彫ったねずみの顔がひどく怖がっているように気づく!
しかし、虎屋の虎はとても出来損ないの彫刻に見えた。
それは・・・仙台の巨匠は金を取るだけ取って弟子に彫らせたものだから
顔はひどく弱気そうで、額には虎を示す王の字の模様もない!
「ねずみよ!俺は魂を込めてお前を彫った。なぜ、あんなおかしな顔の虎に怯えるんだ?」
すると、ねずみはふと振り返って・・・・
「えっ! あれ虎だったの? 猫かと思ってた。」
え~お後がよろしいようで(^^)
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