今兵庫県の播州地方ではあちこちで秋祭りが開かれています。
地域によって屋台(山車/神輿/だんじり)は様々な形がありその様相で地域の繁栄ぶりがわかります。
この3枚の写真は三木市大宮八幡宮の秋祭り風景の写真です。
10月8日宵宮・9日昼宮と二日間市内を練り歩き宮入をします。見所はやはり宮入です。
普段の三木市内は少子化と共に人口も減り老人の町化となってきていますが、この日だけはどこから湧いてくるのか?町が活気づきます。
しかし、昔にくらべ子供達のかけ声は今ではほんのわずかとなってちょっと寂しい気もします。
オペレッタ9
今日は久しぶりの旅行だ!
何年ぶりだろう~。
確か15年ぐらい前かな~?そういえば母さんがまだ元気だった頃だな~。
父は旅行に行く10日前から準備をする習慣があった。
《そういえば・・・・・九日前》
「何も忘れ物は無いかな~?」
「父さん!旅行はまだ9日先ですよ!」
「わかっておる!」
「たかだか1泊2日の旅行なのにそんなにたくさんの荷物を用意してどうするんですか?」
「馬鹿もん!旅先では何が起こるかわからんからな~!備えあれば憂い無しじゃ~!」
「・・・・・」
「洗面器なんて必要なんですか?」
どこかで疎開でもするかのように自分の家財道具一式持って行く感じの多さだ。
「ところでわしの新しいフンドシ・・・・・・あと3枚あったはずだが?」
「何を言ってるんですか?この前最後のフンドシを渡したはずですよ!」
「わしゃ知らんぞ!・・・お前わしのを履いてるんじゃないだろうな?」
「今時フンドシなんて履きませんよ!」
今回のこの旅行はたまたま父が近所のスーパーで拾った抽選券で引き当てたものだ。
運がいいというか?いじましいというか・・・・・そんな私も・・・・。
でも我が家に取っては福来たるって感じです。
こんなありさまで父と二人での旅行・・・・・どんな事になるのやら・・・・?
つづく