心の花束

つれづれなるままに心の中に花束を持ちたい

春の芸術祭

2017-05-28 | 詩吟 漢詩

春の芸術祭はチャリティーです。

公民館を利用して指導している人たちが出演します。

私たちの教室からは先生の付録で3人出演しました。。


新体詩(西条八十)

鎌倉山の春の宵   桜ちるちる舞衣

君が涙の歌声に    み空の雲も泣きにけん。


静御前   松 口 月 城

紅唇綻出 想夫憐   こうしんほころびいず そうふれん

舞去舞来 姿凛然   まいさりまいきたりて すがたりんぜん

座上将軍 顔色怒   ざじょうのしょうぐん がんしょくいかる

静姫貞烈 至今伝   しずかのていれつ いまにいたるまでつとう

解釈

源頼朝は鶴岡八幡宮を造営し、その社殿のこけら落し(初舞台)に京都より静御前を呼んだ。

静はこの機会に日頃の兄弟の不和の義経を和してもらおうと自作の歌を呈して舞ったが

頼朝は大いに怒り静を斬ろうとした。

このような静の行動は死を覚悟の上であり、義経の妾として貞烈と云うより他はない。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 世界遺産なるか? | トップ | スマホ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

詩吟 漢詩」カテゴリの最新記事