心の花束

つれづれなるままに心の中に花束を持ちたい

すべての生命に

2011-08-15 | つぶやき
宗教的行事が重なって右往左往して、やっと落ち着いた今日、妹夫婦がやってきた。
15日、我が家定番の団子汁をふるまう。
娘も仕事で留守。久しぶりに本を広げる。
「すべての生命にであえて良かった」 桃井和馬著

『人は、大勢の人々に助けられている。

大勢の人々は、草や木や、動物や虫やバクテリアに助けられている。

地球にはひとつだって無駄な生命はない。

意味があるすべての「小さな生命」そしてすべての小さな生命は、

山や川、海や風や太陽という「大きな生命」に助けられている。

だから地球には、ひとつだって無駄な存在はない。

すべての生命。すべてのであい。すべてはすべてに連なっている。

だから無意味に死んではいけない。だから人が人を殺してもいけない。

いや、人だけでなく、草や木や、動物や虫やバクテリアや、

それだけでなく、山や川や、海や風を傷つけていけない。

すべての生命。すべてのであい。すべての生命にであえてよかった。』と初めに記されています。

読み進む中で興味を引く文章がありました。
「心のフォルダーを上げる」
PCのフォルダーに例えてフォルダーを下げると隣人との競争心や嫉妬心が湧きますが、フォルダーを上げると日本・世界・地球そのような目線で見ていくと共に生きていく同類として尊重し、助け合えるのではないかと書かれています。

素晴らしい画像を目にし、140カ国を巡られ様々な体験の中で感じられた「であえてよかった」の言葉が心の奥に深く染みいるのを覚えました。一人では体験できない様々な思いをこうして知ることが出来きることに感謝です。

そして、
『大きな幹の、その枝にぶらさがった1枚の葉っぱに出会えてよかった。
私はあなたから、小さな生命にも大切な役割があることを教えられました。』
  もっとゆっくり歩んでいかなければ1枚の葉っぱへの出会いも気付かないままかもと思いつつ終戦記念を込めての団子汁。
ずーーーーっと平和な時代でありますように。
コメント (6)
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