としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

蓼科温泉 小斉の湯

2011-05-06 00:14:00 | 長野県(南信)の温泉
 蓼科温泉は、別荘地やリゾート地として開かれた蓼科高原に湧く温泉歴史は古く、武田信玄の隠し湯とも言われています大規模なホテルや温泉旅館が何軒かある中、小斉の湯は比較的小規模な老舗の温泉旅館です。小斉の湯は多くの露天風呂があることで有名で、それらの露天風呂を繋ぐ木造の廊下が渋く温泉の風情を醸し出していますまた小斉の湯で使用している蓼科三室源泉は、長野県では珍しい酸性泉です



 露天風呂は男性専用1、女性専用2、混浴1、貸切専用1の合計5箇所がありますそれぞれが離れた場所にあって、廊下で繋がれています。これを移動しながら入るのがなかなか面白い男性が入れるのは男性専用の「見晴らしの湯」と混浴の「岩間の湯」で、「見晴らしの湯」はその名の通り眺めがよく、蓼科湖方面が見渡せます「岩間の湯」は塀に囲まれ眺望は利かないですが、長野県では数少ない混浴この日は40代くらいの女性がタオルも巻かず入っていて驚きました



 お湯は温度を下げるため加水された源泉がかけ流しされていて、微白濁に酸味、ツルスベ感ありと観察。ただ塩素臭のような臭いが気になりました掲示がないのではっきりとは分からないですが、殺菌剤を投入しているのかな本来強酸性のお湯は殺菌力が強いので、殺菌剤の投入は必要ないはずなんですが・・・。



 露天風呂の影であまり目立たないですが、内湯もちゃんとあります。どうやら内湯の方は殺菌剤を投入していないようで、草津温泉のような酸っぱい匂いが観察できました感覚的には草津温泉の万代鉱源泉のお湯を薄めたような感じですね。風情は露天風呂の方が断然上ですが、お湯の質は内湯の方が上だと思います

 風情ある露天風呂に、長野県では珍しい酸性泉小斉の湯はなかなかにユニークで、誰でも楽しむことができる温泉だと思います

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