としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

上諏訪温泉 すわっこランド

2021-03-13 11:35:28 | 長野県(南信)の温泉
 正月休みが終わった所でコロナウイルスの感染が急激に拡大、1都3県で2回目の緊急事態宣言が出されようかという情勢になり、また遠出が難しくなってきそうだったので、今のうちにということで半日休みを取り湯巡りに出掛けました。
 最初の目的地は下諏訪町の「高浜健康温泉センター ゆたん歩°」でしたが、到着すると「本日休館」の掲示が。本来なら前日が休館日のはずなのに、当てが外れてしまいました。帰ってから調べたらメンテナンスのための臨時休館。何ともついてません。仕方ないので確実に営業しているであろう「すわっこランド」まで足を延ばしました。

 「すわっこランド」は、諏訪湖畔にある複合健康運動施設で、プール、トレーニング、温泉、食事などが楽しめる大型施設。こういった施設は混んでいるしお湯も期待できないから後回しにしてきましたが、ついに初訪問することに。
 玄関を入ると、まずコロナ対策で紙に名前と住所、連絡先を記入して、券売機で購入した入浴券(630円)と共に受付に提出することになります。紙に名前等を書くのは隣の茅野市と同じですが、茅野市では箱に投函するスタイルでした。箱に入れる方がスタッフにとっては安心だろうけど、必ず書かない人が出るから一長一短です。早くコロナ禍が収まってこんな面倒なことは終わりにしてもらいたいですね。
 
 浴室は男女週替わり制で、この日の男湯は「浴室アロマ」。浴室に入ると、やたらと入り組んだ造りになっていて全体像が掴みづらかったです。構成は、白湯(と言っても一応温泉使用)、泡風呂(バイブラ浴槽)、ジェット風呂、寝湯(ジェット付き)、ハーブ風呂(半露天)、ウェットアロマサウナです。雰囲気は完全にスーパー銭湯で、温泉らしさは微塵もなし。女湯の「浴室浪漫」の方が、写真で見る限り温泉らしさがあるようです。


 そんな中、まずは白湯に入浴。白湯としているのは何もやっていないただの浴槽だからでしょう。公式ホームページでは「白湯(あつ湯)」となっていますが、「あつ湯」という程熱くなくて42℃くらいです。半露天のハーブ風呂も同じくらいの温度で、他の浴槽は少し温度が低めでした(41℃くらい)。
 お湯は無色透明、無味無臭で、感触もなし。そのうえで強烈な塩素臭がします。正直「これ温泉ですか?」というレベル。湯の使用法は加水、加温、消毒ありの循環式で、源泉も元々個性が少ないものをチョロチョロと投入しているだけだからこんなものだろうけど、有名温泉地の温泉施設としては寂しい限り。プールの水と同程度の扱いで、温泉に対する愛情や矜持というものが感じられません。まあこういう大型の施設はどこもそうでしょうが…。

 
 次は泡風呂&ジェット風呂へ。お湯は白湯と変わらないですが、浴室内に漂っている塩素臭はこの浴槽が発生源でしょう。温泉好きから言わせれば、バイブラやジェットは温泉にとって悪以外の何物でもないのですけどね。


 そして寝湯にもしっかりとジェットが付けてあります。そんなにジェットとかバイブラって人気があるのでしょうか?寝湯はジェットがない方がゆったりと浸かれると思うんですけど…。寝湯には元々興味があまりないうえにジェットが付いているので、ここはほとんど浸からずにパス。

 

 最後に半露天のハーブ風呂へ移動。半露天と言っても大きな窓の一部が開け放たれているだけですが、ここだけ部屋が区切られていて静かだし、外気が入ってきていて気持ち良かったです。窓からの景色も、内湯と違って窓が曇っていないので諏訪湖が良く見えます。雰囲気で言えばこの浴槽が一番GOOD。お湯はハーブ風呂と言うことで、ハーブ入りの袋が1つ入れられていたのですが、特にその香りがすることもなく強烈な塩素臭がするのみ。他の浴槽との違いはありませんでした。

 

 浴場にはトータルで30分くらい滞在したものの、客が次々に訪れるし、お湯は楽しめるレベルではなかったのでさっさと退散。最初からこんなもんだろうと思って訪問したからショックなことはないのだけれど、全く温泉に浸かった気分にはなれませんでした。温泉を混ぜているスーパー銭湯くらいに思っておいた方がいいでしょう。

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