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としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

豊野温泉 りんごの湯

2014-07-05 10:31:51 | 長野県(北信)の温泉
(2014.6.28再訪)
 暑いのと、疲れ気味なのでぬるめの湯に浸かりたいということで、若槻温泉に向かいましたが、意外にりんごの湯が空いていそうだったので目的地を急遽変更。りんごの湯の駐車場に滑り込みました。

 中に入ってチケットを購入しようとすると、料金が400円から410円に値上げされていました10円の値上げとは随分と中途半端ですが、一気に100円値上げする所もある中では良心的ただし午後6時以降の料金は100円値上げされ、250円から350円となりました。まだこれでもかなり安い部類ではあるけれども、客足に影響するでしょうね。


 浴室に入って浴槽の湯を見ると、以前と少し様子が違っていることに気付きました。以前は綺麗な鶯色だったのが、かなり黄色っぽくなったのです湯の色は状況によりよく変化するものなので、あまり気にせず湯に浸かると、今度は湯の香がおかしく感じました。微鉄臭ではなく、殺菌剤を使用したときの嫌な臭いが僅かにするのです。湯口の湯を味見してみると、塩味の他に薬品味がしたので、殺菌剤を入れているのだと確信しました(後でHPにて殺菌剤添加ありなのを確認)。

 
 公営の大規模施設にしては珍しく源泉かけ流し、殺菌剤添加なしがこの施設のよい点だったのですが、殺菌剤を入れるようになったのは残念です条例で塩素系薬剤を入れるよう規定されているので施設としては仕方ないにしても、最近のとにかく消毒しろという風潮は何とかならないですかね殺菌剤を投入していてもレジオネラ菌が出る施設が頻出しているのを見れば、殺菌剤がどうのではなくどれだけ衛生的に管理されているかが問題であることは明らかだと思います。

 そうは言っても、殺菌剤添加により浴感が多少悪くなったように感じるくらいで、強い塩素臭がする訳でもなく、かけ流しで泡付きは相変わらず見られるのでそんなに酷くなったということではありません。この変化に気付かない人も多いでしょう

 
 露天風呂も湯の状況は同じ。湯温が内湯より少し低いため、長湯には丁度いいです特に寝湯はリラックスできるよい構造となっていることから、この日のヌル湯でゆっくり湯に浸かるという目的は達成できました北信地方は熱い湯の温泉が多いから、こういったぬるめの温泉は貴重なんです。
 
 いつも混んでいるりんごの湯ですが、この日はなぜか客が少なめ。これくらいなら湯が極端に汚れることはないし、ゆったりした気分でいられますいつもこうならいいんですけどね~

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(2013.10.5再訪)
 平成23年3月11日の東日本大震災後、源泉井戸に影響が出たため5日間休館し、その後も源泉量減少のため内湯だけの営業が続いていた豊野温泉 りんごの湯。東日本大震災の時に揺れにより源泉井戸の管内のスケールが剥がれ管が詰まったことが原因だったようですが、湯量回復工事が終わり、平成25年6月25日から露天風呂の営業が再開されたとのことで、久しぶりに訪れることにしました

 玄関まで行くと、看板に「今日はりんご風呂の日」と書いてありましたりんごの湯では毎月5の付く日はりんご風呂なのです。温泉マニアにしてみれば余計なことを!と思うのですが、これはこの施設の売りなので仕方ありません

 

 浴室に行ってみると、内湯浴槽に20個くらいでしょうか、りんごが浮かんでいました。そう、りんごはやはり浮くのです。これを見ると、万葉超音波温泉でやっていた「梨風呂」でも梨は浮くと思うのが当然ですよね。ですが実際には梨は沈んでいました梨は水分が多いため、水と比重がほとんど変わらないからなのでしょう。

 

 さて、肝心のお湯の方は、見た目は淡緑色の濁り(鶯色)で相変わらず珍しい色合いです。そしてよく見ると、茶褐色の湯の花が舞い、細かい気泡がたくさん浮いていました体には結構な量の泡付きもあります以前から泡付きは確認していましたが、これほど多くはありませんでした。また味ははっきりと塩味がして、湯口付近では鉄味が混じり、鉄臭も感知できました塩味は間違いなく湯量回復工事前より濃くなっています。分析表の濃度以上に感じるほどですね

 
 そして復活した露天風呂の湯は、内湯よりさらに濃く感じました内湯浴槽より狭いからでしょう。湯温は以前と変わらずぬるめで、寝湯ではいつまでも浸かっていられますこの近辺ではあまりないぬる湯が復活したのは喜ばしい限りです
       
 今回入湯してみて感じたことは、湯量回復工事によって湯量が回復しただけでなく、湯質も改善されたということ。浴槽への湯の投入量はほとんど変わっていないことから、管のスケールが取り除かれたことで、スムーズに揚湯できるようになったからかも知れません。このことは少し期待していたことなので、期待通りになってちょっと嬉しいです
 あとは午前中にも関わらず湯の汚れ(表面に浮く垢や毛)が目立っていたので、この問題が解決できれば文句のつけようがない施設となるのですが、客の多さと浴槽の底から排水するシステムが変わらない限りは改善しないでしょう。この施設できれいな湯に浸かりたいなら、一番湯を目指すしかないかな

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(2010.6.16)
 豊野温泉 りんごの湯は、住宅街とリンゴ畑の間に聳え立つ大型の日帰り温泉施設駐車場も広くて今時の新興温泉って感じです。


 お湯は緑白色の濁り湯で、僅かに塩・鉄味がしますそして大型の施設では珍しい消毒剤添加なしのかけ流し浴槽の広さの割にはお湯の投入量が少ないかなと思ったりもしますが、塩素臭のないお湯はやっぱり気持ちイイ

 ここはなんと言っても料金の安さが売りでしょう通常料金が400円、PM6:00以降が250円(PM10:00まで営業)。内湯、露天、サウナ付きアメニティ完備で銭湯並みの料金ですからね。なかなかここまで安いところはないですただそのおかげでいつも混んでますが…

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