俳句だったか、川柳だったか忘れたが、あるホームページに、一人の人が沢山の句を投稿していた。
かなりの数だったが、どれもわたしの心に引っかかるものがなかった。
その頃、有る本を読んでいたらこんな俳句があった。
とんぼつり きょうはどこまで いったやら
この一句は、子供を病気で亡くした(死因は他にも説があるようです)母(加賀 千代女)が、子供の生前にとんぼを取りに行ってたぐらいの時間帯にふと子供を思い出し、その心情を詠んだとのことだ。
亡くなった子供の生命は、必ずどこかに存在していて、それを慮ったともとれる。
たったの575の一句だが、心を根底から揺り動かされた。
多くを語らなくとも、心がこもる一言にも人は動かされるのだと思った。
かなりの数だったが、どれもわたしの心に引っかかるものがなかった。
その頃、有る本を読んでいたらこんな俳句があった。
とんぼつり きょうはどこまで いったやら
この一句は、子供を病気で亡くした(死因は他にも説があるようです)母(加賀 千代女)が、子供の生前にとんぼを取りに行ってたぐらいの時間帯にふと子供を思い出し、その心情を詠んだとのことだ。
亡くなった子供の生命は、必ずどこかに存在していて、それを慮ったともとれる。
たったの575の一句だが、心を根底から揺り動かされた。
多くを語らなくとも、心がこもる一言にも人は動かされるのだと思った。