土佐林日記

日々の日記

新渡戸稲造の「世渡りの道」

2007-08-05 08:17:48 | 読書
最近読んだ本に新渡戸稲造の「世渡りの道」がある。
その本の中に処世術の極意があった。
それは、日々の生活の中の事柄を具体的にどう対処していくかを知ることだと言っている。
この知ることというのがポイントだと思う。
日々の生活や仕事の中のことを、いかに自分の中に吸収しそれを次回に生かしていくかということが重要なことだと思った。
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失楽園

2007-02-11 09:22:13 | 読書
イギリスの大詩人ミルトンの失楽園を読んだ。
私はキリスト教徒ではないが、この本を読むとキリスト教が人間をどのようにとらえているかがよくわかる。ようするに欧米の人々の精神を垣間見ることができたと思う。
また、人間を良くするのは理性的な判断によるという考え方には共感できる。
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「東京に暮らす」を読んで

2006-12-16 17:23:23 | 読書
最近前から気になっていた本を読んだ。
キャサリン・サムソム著「東京に暮らす」である。
著者が1928~1936に日本で暮らし、それを紹介したものだ。
その中で華厳の滝が涸れているという記述には驚いた。
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トインビーの理想的な社会

2006-12-06 23:26:12 | 読書
最近読んだ本の中に、歴史家のトインビーの「未来を生きる」という本がある。
その中でトインビーは、人間として、その人間の持っているものを最大限に発揮することができる社会として、「先天的な自己中心性を完全に克服した人間から成る社会」と言っていた。
鋭い言葉だと思った。
しかし、最近の事件の多くは、先天的な自己中心性を完全に剥き出した人間がいかに多いことかを物語っているように思える。
この本の随所に、世界が良くなるのも悪くなるのも、これからの若い人たちにかかっているし、期待もしていると言っていた。また、自分がいなくなった後の世界にも興味をもっているとも言っていた。
トインビーはもうこの世にはいない。
このトインビーの抱く理想的な社会に近ずけていけるのは、今生きている私達一人一人にかかっていると思った。
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一冊の本

2006-10-02 23:17:16 | 読書
私は、よく親しい友人に、一番好きな本は何かを尋ねる。
その答えは、「もみの木は残った」、「破戒」、「老人と海」、「青春の門」などさまざまな本があげられた。
では、自分は何かと問えば、多くの好きな本が存在するが、一番多くの回数を読んだのが、ゲーテの「ファウスト」だ。
何回も読んだ理由としては、難解なので、理解する為に何度も読んだということもあるが、それ以上に主人公の語る言葉が深く、一つ一つのことがらに対して真実に満ち溢れていて、それが高い精神性につらぬかれていることだ。
そろそろもう一度読みかえそうと思っている。
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古典と言われるものについて

2006-09-23 07:34:42 | 読書
自分でもよく陥る事だが、実際のあるものが、自分の間違ったイメージによって本質を捉えられなかったり、自分にとって有用な事にもかかわらず見逃してしまったりすることがある。
日本のいわゆる「古典」も学校の授業で受けたイメージが、まず先行してしまい私自身なかなか興味がもてなかった。
しかし、今、その「古典」のひとつひとつを実際に読んでみると、エンターテーメントの宝庫であるとわたしには思える。
例えば「徒然草」は、世界最古のエッセイである。と聞けば、なんとなく読んでみたくなる。
しかも、内容的には、大変深く、また普遍的な内容なので、現在の我々にも学ぶことばかりだ。
また、杉田玄白の「蘭学事始」は、簡単に言ってしまうと、オランダ語の本を辞書も参孝書も何も無い中で、杉田玄白をはじめとするオランダ語を知りたい人たちが、協力しながゼロからオランダ語の翻訳に取り組んでいくようすが書かれている。一人一人のオランダ語を理解したいとの情熱が伝わってきて、自分もこのように仕事をしたいものだと思った。
まだまだたくさんの興味深い「古典」があるが、いずれのせよ、自分にとって邪魔をしているイメージを打ち破り、一歩でも歩めば視界が広がっていく。
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シェークスピアの謎

2006-09-20 19:50:58 | 読書
前から不思議に思っていることがある。
それは、シェークスピアという人物が、謎に包まれているということだ。
「昔の偉人だから」と言う人もいるかもしれない。しかし、活躍したのが1600年前後ということを考えると、有名な人物が謎に包まれるほど昔とは言えない。
謎に包まれるている理由を自分なりに考えてみた。

1・かなりローカルな有名人だった。
2・誰も人物を書き残す気になれないぐらい有名だった。
3・シェークスピアは、ペンネームで、実際は、有名な人物だった。(この説はよくある)
4・ソネットの内容が紛らわしくさせる。
5・複数の人が、シェークスピアだった。

いずれにせよ、珠玉のシェークスピアの言葉を学ぶことの方が大切だとは思うが、いつか真実を知ってみたい。
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