2013年４月27日

歴史を見れば、発展の過程には必ず文化があった。
それでは、なぜ文化が必要か。
それは、人間はほうっておくと何も変わらないからだと思う。

強い言葉

最近CMで大声で叫ぶというのをよく見る。
心理学的に大声で力強い声には、人間の心はなびくということなのかもしれない。
私自身、若い頃は特になにか力強く確信を持って言ってこられると、正しいことを言われているようで、萎縮してしまうようなこともあった。
しかし、自分なりにいろいろ経験していくと、どんなに強く言ってこようが、おかしいものはおかしいと判断することができる。

映画「大いなる幻影」を見た

映画「大いなる幻影」を見た。
画家ルノワールの息子ジャン・ルノワールが監督した作品である。
いろんな意味で凄い映画だと思ったが、国籍や状況を超えた心のつながり、心の美しさが描かれているという、この映画に貫かれている哲学に感心させられた。
今、世界はいろいろな事が起きている。
このような時に各国の首脳たちを強制的に集めて、「大いなる幻影」を上映すれば、その場でフレンドリーにならざるをえないに違いない。