正邪

　正しいとか誤っているとかいうことについて考える時に、最近、思い浮かべるのは辺野古
への基地の移転問題である。
　この問題を初めて聞いた時は、何かごちゃごちゃした話だと思った。
　色々と読んでみて私自身が感じたことは、この問題には二つのレベルの問題がある。
　一つは、普天間基地に着陸する戦闘機が民家の上空を通過する為、住人が常に危険にさらさ
れているという問題。
　もう一つは、そもそも沖縄県にアメリカの基地があるのがおかしいので、県外や他国に移設
させるべきだという問題だ。
　要するに国内の問題と外交が絡んでくる問題という二つのレベルが絡まってしまっている。
　そして、それぞれの主張が対立している状況となっている。
　それでは、このような時にはどうすれば良いかといえば、住民の危険を取り除くことが最優
先であり、正しい判断といえるのではないかと思う。



　

2021年12月26日

ふと思った川柳。

人間に人間以上も以下も無し

偶像崇拝

　偶像崇拝イコール悪というイメージがあり、確かにそのような事があることは認識している。
　しかし、人間がある対象を見て思うことのの中に偶像崇拝に似たような感覚、例えば信用するとか感動するとかが存在する。
　ゆえに私が思った事は偶像崇拝という言葉自体に何か片手落ちな命名であると思った。