鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ウチで咲いた花 21 シンビジューム

2013年04月23日 18時20分20秒 | ウチで咲いた花
このシンビジュームは昨年咲かなかった。花茎は2、3本出てきたけれど手をかけなかったために生育途中で花茎が伸びるのを止めて枯れていった。氷点下にさらして霜にも当ててしまったせいか、水不足だったのか、養分不足だったか等等いろいろ考えられるが、単純にひとつふたつの原因があるのか複合的なのか解らない。

今回は、蘭・シンビジューム用という活力剤アンプルを買って、花茎と思われるのが出始めた頃から定期的に挿した。外に出しっぱなしにしていても、水遣りはマメにやったし、寒くなってからは玄関の中に入れた。そうして手間を掛けたら、なんと花茎が7本も出て蕾は計59個付けた。今さかんに咲いている。

10数年前にもらった当初、進物用の鉢植えから5本立ての花茎も形良く見事に咲いていた。翌年は4本立ったのだったか、とにかく年を追うごとに少なくなって、葉っぱだけ茂り込み合ってきたので株分けをした。登録をしてある品種とかで、無闇に増やしたり流通させたりしてはいけないらしい。分けた方は全然咲かないし、元の方もジリ貧になっていたのだ。

シンビジュームは、鉢一杯ギュウギュウの窮屈状態にしないと咲かないのだという。こいつも危機感の表現として花を咲かせてみせる口だ。蜜は普通なら花の奥底に滲み出るものだけれど、こいつは花の外の首や茎に蜜の雫をつくる。つまようじで取っては舐める。自然の蜜を舐めるのは、少量であっても何だかとっても得した気分になる。株分けした方も小さい鉢に移植し、ギュウギュウ詰めにしてやった。少し手を掛けて成功すると欲が出てくる。来年は二鉢に咲かせられるか、いくつ蕾を付けさせられるか、などと今から算段している。

コメント (8)
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