智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

アイスランドを旅するー3日目ー氷河

2017年01月13日 | 海外旅行
今回のツアーは、JTBがANAの767型をチャーターし、ほぼ満席ですから、530名ほどの参加者がいます。

更に6コースほどに分かれており、私たちは首都レイキャビックから東回りで北へ毎日バスで移動し、ほぼ4分の3周するツアーを選びました。

バスで南東部へ向かう途中、車窓正面に氷河を湛えた峰々が見えてきます。



ちなみに、この草原の平地も、一昔前までは氷河に覆われていたそうです。

氷河が台地を削りながら土を押し出し、そして融けて引き下がったため、大地が波打っている様に見えます。



バスを降りて、氷河にハイキング。一面草原ですが、ここも氷河に覆われ、右手奥の海へ達していたそうです。

歩くと、路傍の石やコケに目が止まります。



このハイキングコース、年々、長くなっているとのこと。つまり氷河が後退しているとのこと。



氷が黒いのは、岩肌を削り岩が付着したため。

更に歩くと、



融けて、氷河湖が形成されているところもあります。

バスで移動して、



海辺に氷河が流れて、波に打ち上げられています。



砂浜の砂は、ハワイ島の黒色海岸と似たような黒い砂粒です。

ハワイ島のキラウエア火山もサラサラと流れ出る溶岩ですが、こちらも似ているとのこと。

こちらは、氷河観光船があるほどに大きくなった氷河湖



船に乗っても、氷河に近づくことはできません。



亀裂が突然崩壊して、津波が発生すると、観光船は無事ではいられません。

スフィンクスのような氷河のかけら



がりがり君のソーダ味を思い出す、何とも言えない青。長い年月に厚く重なって、自重で空気が抜けて、このような色になるそうです。



手放しで、美しい、と感じられない、複雑な心境です。


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