BALIぴあNote

Pianoと納豆と、そしてBALI

発表会

2014-02-25 22:30:28 | piano


2年ぶりに、生徒さんたちのピアノ発表会をこの日曜日に持ちました。
選曲してから3ヶ月しかなくて、ぎりぎりだった子もいれば、
間に合わずレベル落とした子もいたし、
普段の練習でやった大好きな曲を見事弾いた子もいたり、
一人一人の事情でそれぞれに違っていたけど、
あらためてああやって一堂に会してみると
「なんてみんな個性的なんだろう」とそのことで驚いたというか、
みんな音楽することが好きなんやなあと実感して驚いたというか。

そして、もっとすごかったのは、みんなが今回の発表会経験して
刺激受けたことは間違いないという手ごたえ。

間に合わずレベル落として弾いた子は「もっと練習したらよかった」と思ったらしい。
ピアノはじめて2ヶ月しかたってない子は、発表会から帰ってから家で長いこと練習してたらしい。
途中で普段やらない間違いをした子は、ひどく落ち込んでいたけど、私のアドバイスを一生懸命聞いてくれたし、
「今度はあの曲がやってみたい」といってくる子もいたし。

人前で弾くことの大切さ…失敗することの大切さ。
弾きだしたらとまれない、間違ったらどうしようという恐怖と一生懸命戦って、
何とか弾き終えた時の達成感。
間違っても誰も助けてくれない中で、自分できちんと修復して
最後まで弾き切る事ができたという自信。

全部、自分の肥やしになること。

みんな、すばらしい経験をしたねと、なんだか感動した久々の発表会でした。



次回のコンサートは...

2014-02-25 21:50:43 | piano


第6回のコンサートが終わって、今度のテーマは「春」
ちょうど、次回は4月の終わりで季節がぴったり。
春とか花、蝶々など関連する曲、多いかなと思ったけど、
ピアノソロの曲と言うのがなかなか、「これや!!」
というのがない。

ヴィオリンは、ベートーベンの「Spring Sonata」
そして有名なヴィヴァルディの「四季」から「春」
の2曲が難なくうかんできたのに、
ピアノになるとないんです。

ショパン、エチュードの「蝶々」?
シューマンの「蝶々」?
なんかイメージ違う。

メンデルスゾーン「春の歌」---はい
グリーグ「春に寄す」---まあまあ
ショパン「春」---いいね
パルムグレン「五月の歌」---いいかな

しかし、どれもインパクトが少ない

今までのように、ピアノ弾きました!!!という充足感がたりない、
ような気がする。
なんて生意気な…と自分でも思う

今まで、どれも完璧には弾けてないのに…

しかし、やっぱり時間をかけて練習するからには
「やりがい」というものが必要で、
よし、これを弾いてやる みたいな意気込みが持てる曲でないとだめやな、と思う。

何か良い曲はないかと、探してる毎日です。
 

びっくりしたこと2つ

2014-02-19 22:23:36 | 日記
昨日、今日でとってもびっくりしたこと2つ。
最近の中ではかなりのびっくり。

昨日。
知り合いのサロンコンサートに彼女の生徒さんたちと一緒に出させてもらったのだけど、
2年前まで私の生徒だった子がいて、
あれ彼女に習ってたんだと言うこともびっくりしたけど、
見違えるほど成長していてそっちの方にびっくり
昔はすごく太っていてお相撲さんのようだったのに、すらっと背も伸びお腹周りもすっきり。
顔つきも凛々しくなり、男の子って変わるんだな~と、あらためて実感。
終わってから一緒に写真撮ったり、メルアド交換したりと
なんだか久しぶりに会った古い友人のよう
で、ちょっと感動。
ピアノ、続けてたんだということにも感動したし、
彼女に習ってるなら間違いないと安心もしたし。
よかったよかった

そして、今日。
掛け算の斬新な方法を友人のFBで知って超びっくり
斜めの線を引いて、交わってるところの数を書き出すだけ。
最後にそれを順番に並べると答えが出ると言うもので、
YouTubeにアップされていたのだと思う。
よく考えると、1の位、10の位…と掛けて筆算するのと同じことなんだけど、
よくこの方法考えたなと言う感じ。
敬服します

なんていうことのない驚きだけど、うれしいびっくりや楽しい驚きは
いいよねえ。
平凡な日々のちょっとしたアクセントで 

日々の練習

2014-02-09 18:00:10 | piano


大事な演奏の機会が一旦、ずべて終了してしまうと
少しの間、立ち止まってしまう時間ができる。
ちょっと、ぽっかりと空いた穴の様。
この期間はさほど長くはない。
すぐに次々のことを考えたり、選曲の最終チェックをしたり、
いろいろとやることはあるから。
でも、この”穴”の期間が結構大切なんじゃないかと最近思ってる。

前回の演奏の反省をすることが今まであまりなかったけど、
反省と言うよりはもっと客観的にチェックして
細部にこだわって見直してみたらどうかなと思っている。

大きな問題の一つは、ここ2回ほど、ペダルの扱い方で
もっと工夫したほうがいいと思うところが何箇所もあって、
ペダルについて勉強したいということ。

もう一つは、細かい音や早いパッセージが雑になることと、
跳躍が苦手と言うこと。

時間をかけて、ゆっくりとていねいに練習したい。

ちょっとずつハードルを上げていこう。



演奏会続きの1週間

2014-02-05 22:55:18 | piano


一週間の内に演奏会が3つもあるなんて
ピアニストじゃあるまいしありえないと思っていたけど、
バリでは何気にあるところが恐い。

まず、26日の日曜日は「午後のコンサート第6回」。
前回同様45人くらいの方が来て下さって、
バロック音楽を楽しんでいただきました。
バロックは古いし退屈と思われるかなと思っていたら
そうでもないよう。
みんな、しっとりと聴いてくれました。

バッハの「シチリアーノ」(ピアノソロ)からスタートし
「G線上のアリア」(ピアノとヴィオリン)、
「小フーガト短調」(電子ピアノなので音をパイプオルガン風に変えて)
「調和の幻想第6番」(ヴァイオリン+ピアノ)

ここまで前半、ブレークをはさんで後半は

「グノーのアヴェマリア」(P+V)
「カノン」パッヘルベル(ピアノ)
「アルビノニのアダージオ」(P+V)
そして、「シャコンヌ」バッハ作曲、ブゾーニ編曲(ピアノ)’
というプログラムでした、

やはり「継続は力」です。
回をおうごとに、上達の跡が見られると皆さんにほめていただきました。
後、今回、やはりやらなければと心に誓ったのが暗譜。
暗譜することで、より表現が深まり自由になったように思います。

さあ、今度は「春」がテーマの第7回。
選曲も済み、楽譜も配布し、各自練習を始めています。
更にすばらしい表現ができるように、がんばりたいです。

               

そして、チャイニーズニューイヤーの31日は、地元の先生に誘っていただいて、内輪の演奏会で弾かせていただきました。
ホテルのロビーのバーでの演奏だったので、
ロビーを行きかう宿泊客の声や
途中ビーチで打ち上げられ始めた花火(たぶんニューイヤーだから)、
しかも風が強くて、
雑声と花火と風の音の中での演奏
まあ、これもバリならではのアクシデントかなって言う感じで
楽しませてもらいました。
終わってから出演者一同、先生に飲茶をおごっていただいて
お腹も満足
気持ち的にも楽に弾かせてもらったので、よかったです。
余裕があると、自分の演奏を客観的に聴けるので
結構細かいところまで聴けて、これからの課題も見えて来ました。
よかった、ホントに

             

そして2月2日は、日本で活躍中のミュージカル俳優の方の伴奏。
これは緊張した
ミュージカルは今までほとんど伴奏なんてした事ないし
曲のイメージをつかむのも、YouTubeで探して
大変な感じがしたけど、実際始めてみると面白くて
また勉強にもなりました。
迫力ある歌声に圧倒された演奏会。
100名を越える方に来ていただきました。
会場が深い感動に包まれた、いい演奏会でした。

            

こんな風に、3回も本番のあった1週間。
こんなことはめったにない、すばらしい週でした。
まさに音楽漬けの日々。
至福の週でした。ありがとう。