BALIぴあNote

Pianoと納豆と、そしてBALI

「挑戦するピアニスト」

2013-08-25 22:40:32 | piano


この本は、友人に薦めてもらった本だけど、
大人になってからピアノをやり直して、そしてプロにまで到達した人の書いた本。

大人になってから始めて、プロにまで?と思ったけど、
読んでみるとやっぱりこの人は違う、べつ!
ということがよくわかって、ちょっとがっかりというか
まあ、当然というか…

でも、練習の仕方とか、楽曲の分析の仕方とか、
暗譜の仕方とか、読んでいると参考になるところがいっぱいあって
大人になってからピアノを真剣にやりたいという人にはぴったりの本。

特に、勇気付けられたのは、
速く弾くことは速く指を動かせばいいということではないということ、
そして速く弾きたかったらゆっくりの練習を、ということ。
だいたい、私は指がまわるほうではなく、
速いパッセージになるともつれたり滑ったりして、
自己嫌悪におちいっていたのだけど、
解決のひとつの方法が、ゆっくり、超ゆっくり弾くこと。

このゆっくり練習、大学時代から先生に言われてきて、
私の中では当たり前だったんだけど、
教えてる生徒にはいくら言っても、なかなか通じず、
「ゆっくり弾く事は難しいらしい」ということに気づいたのも教え始めてから。

ゆっくりと正確に、しかも様々なことに気を配りながら弾く練習をしっかりとして、
今度の本番に備えようと、ん~、決意も新たに!!



まだ、間に合うと思っている自分がこわかったりして!!

もうすぐコンサート、冷や汗!!

2013-08-23 09:54:34 | piano


午後のコンサート第5回は9月1日に予定しています。
今回は「水」がテーマです。
やっぱり、きらきらした流れるように美しい曲や、
さわさわと風の音まで聞こえてきそうな穏やかな曲が集まりました。
自分たちの身の丈以上の曲もあって、
練習は大変だし、今もこれを聴いてもらうのかと思うと「冷やせ」物なんだけど、
しかしこの1年間の3人の進歩は目覚しいと各々自己評価しています。
自己満足といわれればそれまでですが、なんか、今までできないと思っていたことができるというのは、大きな喜びですよね

それに何よりの励みは、楽しみに待っていてくれる方たちがいるということ。
なにせバリですから、クラシック聴く機会がまったくないので、
ちょっとそういう気分思いだしたいわという日本人や他の国から来ている方には、お手軽でぴったりなんです。(たぶん)

前々日には、ある学校の保護者会のティーパーティーでも、演奏させていただくことになりました。

こちらのほうは今までにやった、耳に心地よい曲をやろうと思ってます。
どんな反響がいただけるか、楽しみです。



虫干し(?)

2013-08-21 23:43:55 | My pet


今日も、明るい(というか、ドカンと強烈な)日差しの中へ出て、
2匹仲良く寝る体制に入ってる
ブレッキーとラッキー

ラッキーの大きなあくび。

これは、一説によると、虫干しではないかというのだが、
真相はいかなるものか?

炎天下でよく焦げないものだと思うけど、
かなりたって、よほどあつくなってから(もう、触るとちんちん)
日陰に移動するけど、
人間なら熱中症 まちがいなし。

練習のあとで

2013-08-19 22:30:22 | piano


どんなことでも、何か上達したいと思ったら
まずはがむしゃらにやって、
それからある程度のところまでいったら 少し立ち止まって、
ゆっくりと自分のやり方とかを検証し、
他の人のやり方とかも見て、さらに先を目指すにはどうしたらいいかとか考える。

pianoの場合も、ひとつの曲を仕上げるには、
何ヶ月も、時には何年もかかったりする。
一回やったことのある曲を、また取り出してやるということもある。
何年も前にちょっとだけ弾いてみた曲を、これから仕上げようというときもある。
間をおいて、何回も挑戦する曲もある。

ある程度弾ける状態になって、さあそこからが真剣勝負。
どんな音が欲しいのか、どんな風に弾きたいのか、

ここからが長い道のり。
先は見えるけど、決してそれは到達点ではないだろうし。

クラシックって、間口は狭いけど、奥行きは非常に深いというか、
入れば入るほど、広い空間が待ってるという
だから、とっても自由に表現できるっていう感じがする。


ナシクニンの日

2013-08-11 14:56:27 | 日記


久しぶりの、バリらしい青空です。
しかも、空気は程よく乾いていて、風は涼しくさわやか。

日本の五月晴れか、九月のよく晴れた日か、という感じかな?




昨日がサラスワティのお祭り、今日はバニュピナロといって、
海や聖水の湧き出るところで沐浴し、そのあとナシクニンをいただくという日です。

ナシクニンとは、直訳すると「黄色いご飯」


ちょっと写真の色が薄いので、普通のご飯のようにも見えますが、
実は、とても黄色いんです。
といだお米を、ターメリックで色を出したお水とココナッツミルクを混ぜて炊きます。
最後に、炊き上がったご飯の上にパンダンという緑色の葉を香り付けにしばらく置いておきます。
そうすると、香りのいい黄色いご飯―ナシクニンの出来上がり。
このご飯の周りに、
鶏肉の料理(焼いていたり、揚げてあったり、
あるいはベトゥトゥといってスパイスを鶏のお腹につめてバナナの葉で包んで蒸したものなど)や、
きゅうりとかなすとか、いろんなお豆とか
日本で言う出し雑魚サイズの小魚とかをおいて、食べます。
ハレの日によく出されるご飯ですね。

それをいただいた後は、友人や親戚を訪ねたり、
ちょっとお出かけしたりという、なんかのんびりした日。
私は、友人とはしょっちゅう会ってるので、おうちでごろごろです。

あっ!!ピアノの練習、しなくっちゃ
今度の午後のコンサートは9月1日にほぼ決定。
練習も佳境に入ってる ― はずだが…

何事も、エンジンのかかりの遅い私。
早く本気出さないと、えらいことになるぞ