BALIぴあNote

Pianoと納豆と、そしてBALI

発表会

2016-05-30 21:16:04 | piano
昨日、日曜日は二年ぶりの生徒さんの発表会を持ちました。
前回の大きい子達何人かが進学や本国帰国のためやめていき、
今回一番大きい子で高1、その下は中学2,3年生が3-4人で、もうその下は小学中学年までドンと下がってしまうという中間層の薄い(レヴェル的にも)感じでした。
が、やはりバリ育ちは本番に強い!
どの子も臆することなく堂々と、しかも自分の表現したいように、のびのびと演奏してくれました。
みんな練習以上のでき!
親御さんもビックリの出来っていう子がいっぱいいて、この底力はどこから来るんだろうと、オトナはクビをかしげておりました。

涙が出そうなくらい感動した!

みんな表現したいっていう気持ちがヒシヒシと伝わって来ました。

これってすごいこと。

先生のいうとおりに、習ったとおりに弾いてるだけで、感動が全く伝わってこないというレスナーをたくさん見て来ました、日本では。

何が違うのか ....

この島に暮らす人々が持つ、明るい開放的な空気のせいか、
ま、いいか~という南国にありがちないい加減さで、ゆるーい気持ちでレッスンしてるからか。
....もちろん譲れない事もありますが。


何にせよ、あ~、終わった!
生徒さんたちの努力に乾杯!!!

腕や指の故障

2016-05-22 13:14:12 | piano
ピアノを教え始めて10年余りになるけれど、初期の生徒さんたちが
もう大学生になっていることに気付いて、時の流れの早さにびっくり。
さすがにバリでは音大に進学するという選択肢は皆無に近いので、
みんなもっと現実的な学科に進学しているが。(音大志望は華僑の中にはいらっしゃるけれど。 )

最初は一年に一回は発表会をしていたが、最近は二年ごとのペース。

来週の日曜日に大人でない(微妙な言い回し)生徒さんの発表会をするのだけど、今回初めて、練習で指と手の甲が痛くなって....と訴える生徒が現れた!

彼女は高1で、小さい頃から力みのない自然な指の使い方をしていたので、故障についてはあまり心配していなかったのに、どこかで無理があったのか、、、見落としていたのか。

脱力法やピアノを弾く時の身体の使い方をもっと真剣に勉強しなくてはと思っていた矢先だったので、
あ~もっと早くから取り組んでおくべきだったと、後悔。

何でもかんでも、情報の収集は今度日本に一時帰国したら、ということになってしまうので、ついつい遅くなってしまう。

言い訳だけど、ここは西洋音楽に関してはかなり遅れている。
バリの伝統芸能は素晴らしく、宗教とも絡んでいるので
そっちの方にまだまだ力が入るから仕方が無いのだけど、教本も曲集も手に入らない、ましてや学術書だとか専門書は言うに及ばず。

ネットで調べるも、すべてがわかる訳では無い。

やはり本一冊まるごと読みたい。

という訳で、ネットで調べた薄い知識で少しだけアドヴァイスして、無理しないようにいうだけにとどまる。
適切でないことを伝えてしまうのは怖い。

改めて教える責任という事を考える。


花を

2016-05-03 19:48:37 | 日記






毎朝、いくつものジュプンの花が落ちているので、そのまま捨ててしまうのももったいなく、
家のあちこちにこんなふうに飾っていたら、
「ホテルでもあるまいし。」
と、意地悪くいう人もいたけれど、
花がいつも身近にある幸せは、
そんな小さな雑音は吹き飛ばしてしまう。


テディベアにも。


ピアノにも。


もちろん、玄関にも。