BALIぴあNote

Pianoと納豆と、そしてBALI

マザーツリーという本

2023-02-23 20:14:09 | 
友人に薦められさっそく購入した本


直感でいいなとキャッチしたものは
すぐに手元に欲しいという
昔からの癖。

数ページ読み始めただけなのに
今回の直感は間違いではないと
確信。

しばらく没頭します。



孤宿の人

2018-02-22 09:55:44 | 
なんとなく時間が余ったので
NHKを見るともなく見ていたら
「孤宿の人」を読む
という番組が始まって
思わず身を乗り出してしまった。

あぁー、この本、大好きなの。

もう、たまらないくらい、だあいすき。

初めて読んだ時は号泣もの。

そんなに有名になってないような気もするけど、
この本は宮部みゆきのなかでは
ベストです。

君たちはどう生きるか

2017-12-27 21:31:08 | 


昭和12年に書かれ、それ以来
何回か修正されつつ
現代に至るまで長い間読まれてきた
本です。

友人に貸してあげた
カズオ・イシグロの本のお返しに
と言って、彼女が貸してくれた本で
今回初めて知りました。

戦前の、世の中が戦争に向け
次第に息詰まるような雰囲気に
なっていく中で
よくもこのようなヒューマニズムに基づく本が書かれたものであると
感嘆します。

自分のアタマでよく考えることの大切さと、今も昔も変わらない人生のテーマ(いじめ、貧困、勇気、学問....)に如何に向き合うべきか、
ひいてはいかに生きるべきかを、
わかり易い文章で丁寧に書かれています。

現代の若者にも、いえ、
若者だけでなくあらゆる人々に
ぜひ読んでもらいたい本です。

マンガ版もあるらしいので
そちらも見てみたいです。







読書について

2016-02-02 22:52:09 | 
最近、読書というものをまったくしていない。
一年くらい前までは、まだ読んでいたように思うけど。

好きな本、大切な本についてブログに書いたこともある。

とにかく本は小さい頃からずっと慣れ親しんできた、大事な友達であった。

趣味の欄には必ず読書と書いてきた。

のに、なんで読まなくなった!

理由はカンタン。

老眼が進んで、読むのに苦労するようになったから。

メガネも3回ほど替えたけど、
進行が早くて、もはや諦め状態。

昔、2.0の視力を誇っていたのに!!
やっぱりよく見える人は老眼早いってホントね....

見えない人の状態とか気持ちとか全然わからなかったんだけど、
10年くらい前に老眼になってから、見えないってこういうコトやったんやー、と気づいた。

まったく不便極まりない!

何かにつけ、メガネ!!
今では命の次くらいに大事と言っても過言ではないくらい、大事。

見づらいと人間って読もうとしなくなるということもわかった。

ついこの間、友人達と食事をして
『さ、お支払い 』 という段になって
薄暗い照明で請求書がよく見えない。
いつも、私の目になってくれるムスメは遠くの方に座っていて、頼れない。
ンー、まあ、いいか、めったに間違いないしーと、
請求額そのまま払って(金額の数字だけは何故かボンヤリわかった)
家に帰ってから確かめたら
一本しか飲んでないビールが、二本になってる!

ショック!!

バリではビール、高いのよ!

目が老眼になっての苦い経験、その1。。。。。

って、読書について書くはずが、いつの間にか、老眼の愚痴に....

パリ左岸のピアノ工房

2013-08-07 13:10:29 | 
ピアノに限っての本というのは、ありそうで
なかなかいい本に巡り合わないものである。
上達法について書かれた本であるとか、技術的なことについてとか、
あるいは、演奏家のエッセイなどは時折目にするが、
ピアノそのものについて書かれた本はあまりないのではないか?

この本は、図書館でなんとなく目に付いて、借りてきた本。
事前に知っていたわけでもなく、特に有名な本でもなかった。
題名がいいなと思って手に取った感じかな。

作者は、フリーのジャーナリストで、移り住んだフランスで
昔少し習った事のあるピアノに再び出会う。

その出会い方があまりにも印象深かったためか
彼はまたピアノを習い始める。
そればかりか、あるピアノ工房―さらにいうなら一人のピアノ職人
との出会いにより、彼は様々なピアノと出会い
奥深いピアノの世界に惹きこまれていくのだ。

その過程が淡々とした文章で描かれており、
どんどんと読み進まずにはいられない。

ピアノというと、YAMAHAしか知らなかった私にとって
この本は有名なピアノ製造者のことや、
ピアノのいろいろな表情、秘密を知らせてくれる
夢のような本。

心に残る大切な本である。