次回の❪ 記念すべき ❫第10回午後のコンサートでやろうと練習に取り組んでいるショパンのBallade第2番。
緩急がハッキリと分かれているこの曲、練習しやすいといえばしやすいのだけれど、唐突に現れ消える変化の激しい部分部分をどのように繋いでいくのか、これって結構むつかしいかも。
突然の嵐のように激しく始まる'急'の部分はさておき、
遠くから次第に聞こえてくる牧歌的なメロディのような'緩'の部分は、何故か日本の懐かしい風景の音がする。
小さい頃にどこかで聴いた様な、ノスタルジックな響きがある。
ポーランドの詩人ミキェビッツの詩から感銘を受け作曲したと言われているが、ポーランドを思うショパンの心情がメロディの中に
溢れているのだろうか。
私も生い育った国から遠く離れて生活している。
郷愁を感じる心の糸に触れるメロディはショパンと同じ、ということだろうか。~なんて厚かましい~