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昭和12年に書かれ、それ以来
何回か修正されつつ
現代に至るまで長い間読まれてきた
本です。
友人に貸してあげた
カズオ・イシグロの本のお返しに
と言って、彼女が貸してくれた本で
今回初めて知りました。
戦前の、世の中が戦争に向け
次第に息詰まるような雰囲気に
なっていく中で
よくもこのようなヒューマニズムに基づく本が書かれたものであると
感嘆します。
自分のアタマでよく考えることの大切さと、今も昔も変わらない人生のテーマ(いじめ、貧困、勇気、学問....)に如何に向き合うべきか、
ひいてはいかに生きるべきかを、
わかり易い文章で丁寧に書かれています。
現代の若者にも、いえ、
若者だけでなくあらゆる人々に
ぜひ読んでもらいたい本です。
マンガ版もあるらしいので
そちらも見てみたいです。