BALIぴあNote

Pianoと納豆と、そしてBALI

Piano

2012-09-24 22:48:27 | piano


毎日、少しずつでもやっていると、だんだんと、曲が自分に近づいてくるのがわかる。いや、自分が曲に近づいているのかな?

どんな風に、どんな音で弾きたいと自分が思っているのか、
ちょっとわかるようになってくる。
最初は、それすらもわからない。
ただ、弾いているだけ。

でも、ある時、急に、こういう音が欲しかったという風に
弾けてる自分に気づく。

それからは、その音が出るように、ただただ追及しながら練習するだけ。

そうして、同じところを何回も繰り返すうちに、自分のイメージどおりの音が出たりする。

指も、鍵盤に吸い付いているかのような、滑らかな動きとなってくる。

いつも、思うこと。
こんなにすばらしい曲と出会うことができて、ありがとうございます。
完璧には程遠いけど、ちょっとでも、曲に近づけるようにがんばっています。
どうか、明日はもっと上手になっていますように。


今度の午後のコンサートは、30日にすることにしました。
もうあと1週間、きってます。
がんばらねば。

霧笛/レイ・ブラッドベリ

2012-09-10 14:26:05 | 
昨日、書いた記事の「咆哮」で思い出したが、
私の好きな小説のひとつに、レイ・ブラッドベリの短編「霧笛」がある。
これは、短編集「ウは宇宙船のウ」に収められているお話。

話は、ある、人里はなれた灯台の看守を勤める男の語りで進められる。
彼は、新米で、ようやくさびしい灯台暮らしに慣れてきたところ。
先輩の長年看守を勤める男に、海の不思議な出来事を聞くところから始まる。

「一年のうちの今頃なんだがーこの灯台に訪れてくるものがいるのだ」とその先輩看守は言う。「昨年つけた俺のカレンダーの印に間違いがなければ、今晩がそいつのやってくる夜にあたっている」

この灯台の周辺は霧が深く、毎晩のように濃霧信号灯をつけるのだが、その光さえ届かない場合は「霧笛」を鳴らす。

「動物が鳴いてるみたいだな」と先輩は言う。
「夜鳴きする一匹の大きな動物だ。百億年という時間の果てのここに腰を下ろし、おれはここにいる、おれはここにいると、海の奥底に向かって呼びかける。すると、海の奥底は返答をする。そうさ、海の奥底は返答をするんだー」

そうして、その夜、やってきた生き物は?

あふれるような寂しさを美しい言葉でつむいでいくブラッドベリ、
お薦めの一作である。

この作品の入った短編集を、漫画家の萩尾望都氏が漫画にしている。
これも絶品。

ぜひ、読んでみて。


お出迎え

2012-09-09 16:52:29 | My pet
 

ブレッキーとラッキー

我が家のガレージには、怪獣が棲みついているーというのはうそだけど、戸を開け閉めするたびに怪獣の咆哮のような音がする。

これを聞きつけて、私が外から戻ってくると、我が家の犬たちが迎えに出てくる。
毎回毎回、必ず出てきてくれる。

まず、お兄ちゃん格のブレッキーが甘え声でなきながら出てくる。
少し遅れて妹のラッキーがおずおずと耳を寝かせて尻尾を必要以上にふりながら出てくる。

「お帰り、どこいってたん?」
「何があったん?」
「誰とであったん?」

必ず、気の済むまでまとわりついて匂いを嗅ぎまくる。

ほかの犬に接触してきた日には、特に念入りに嗅ぐ。
どんな犬とどんな風に接したのか、とことん嗅ぎまくる。

ひとしきり嗅ぐと納得して、今度は餌をもらうためにちょこんとお座りをする。

急いで支度して餌を与えると、これで私の帰宅第1番の仕事はひとまず終わる。

今日もありがとう、お出迎えしてくれて。

前に進めない、そのときに

2012-09-02 19:18:52 | piano


今度のミニコンサートに向けて練習に励んでます!
…と言いたいところですが、何かと邪魔が入って(と思うのだが、
そのような気がするのか?ただの言い訳か?)
思うように練習が進みません。

それに加えて、簡単に思っていた曲でも、
いざ人に聴いてもらうとなると、やっぱりいろいろと考えるし、
表現も音もすべてが足らないように思えて、
いくら練習しても満足できません

今月の23日に予定していますが、もうあんまり時間がないのに、
ああ、どうしよう~~~

仕事も家事も何もかもキャンセルしたい気分です。

なんて、現実的でないこと、考えていても仕方ないので、
明日から、いいえ、今夜から、ちゃんと計画立てて、
がんばってみます


ガンバッテニャン、応援してるよ