1994年に開館した新横浜ラーメン博物館が20周年を迎えました。
ここまで続いたということは、根強いラーメンファンが日本中にたくさんいるということ。
2015年のミシュランガイド東京版にも、ラーメン「青葉」が入ったらしいのですが、ラーメン自体日本を代表する食文化となったのではないかと思います。
今回は、20周年企画の一つとして、「NARUMI-IPPUDO」のラーメンを食べるのが目的です。
フランスのブイヨンと日本の和の出汁がどう融合するのか?・・・お楽しみ。
朝食を抜き、お腹をペコペコにして、ラー博に到着。
入場料310円を払って、地下2階の一風堂へ・・・。
待つこと5分・・・出てきました。
黄金にきらめくスープ、ブイヨンの香り、ローストビーフ、たまねぎのスライス、きのこ・・・ちょっとフランス料理風のテイストのラーメンです。コ
ンソメヌードルは、あっさり系スープにこしのある細麺・・・とても上品な味でした。
量も少な目で、女性にもちょうどよいボリュームだと思います。
腹ごなしに・・・地下1階、地下2階を散歩・・・。
何となくタイムマシーンで昔にワープした錯覚に陥ります。
さて、あっさり系の次は、こってり系。
まよわず、「こむらさき」へ。
熊本とんこつラーメンの代表選手です。
コクのあるとんこつスープ。ニンニクチップが食欲をそそります。
完食。ごちそうさまでした。
新横浜ラーメン博物館は、昭和33年/1958年の街並みを再現したレトロな装飾のディスプレイ。
ちょうど、「三丁目の夕日」の時代・・・日本が高度経済成長期にあった頃の町の雰囲気を蘇らせています。
明日はより良くなると感じて働いて働いた日本人のパワーが感じられます。
食べて、飲んで、働く・・・その地道な努力が今のニッポンのインフラを築きあげたのです。
館内には、多くの外国人の方もいましたが、彼彼女もそのあたりのニュアンスを感じたのではないかと思います。
ラー博、次は2020年を目指しての、さらなる経営努力を続けていただければと思います。
ご馳走さまでした。