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奴隷国家ニッポン 欧米と中韓のズル賢さを見習おう・・・騙され続ける日本人を救う一冊

2024年06月01日 | 本と雑誌

週末、面白い本に出合いました。

近くにある大陸の国や半島の国に対して、モヤモヤ感、違和感のある方が読むとハマると思います。

奴隷国家ニッポン 欧米と中韓のズル賢さを見習おう

森口朗著  扶桑社新書  900円+税

 

著者は、教育評論家で中央教育文化研究所代表。

元東京都の職員で、たくさんの教育や政治の本を出されています。

 

目次

第1章 騙され続ける日本人

第2章 「白人」を造ったヨーロッパ人

第3章 アメリカの「黒人」は「白人」です

第4章 中華思想を見習おう

第5章 スネ夫国家「韓国」との付き合い方

第6章 「大阪人」が国際標準です

 

著者は、ドラえもんの登場人物に例えて、中国がジャイアン、韓国がスネ夫、日本がのび太とします。

(同書では、スネ夫はお金持ちの子弟ですので、カネを無心することはないと指摘しています・・・笑)

やられっぱなしのニッポンは、世界標準である「大阪人」の生き方を見習えと提言しています。

犯罪発生率の高さ、産業上の発明、発見の多さ、江戸時代から能力主義をとる「大阪人」のやり方は世界で通用すると喝破します。

なるほど、です。

著者は、国際社会で対等に国交していくためには、大阪人の「知らん」のバリエーションが有効だと喝破します。

 

知らん・・・本当に知らない

知らんわ・・・私も知らない

知らんし・・・どうでもいい

知らんねん・・・知らなくて申し訳ない

知らんがな・・・関係ない、興味ない

知らんけど・・・確信はない、責任は持たない

 

大阪の人が怒るかもしれません。

今度、大阪の友人に「知らん」のニュアンスを確かめてみようと思います。

 

同書では、データや統計も交えて、この国の異常な状態から抜け出すための方法論を追求していきます。

ナショナリズムと経済的弱者の保護は対立すると洗脳された日本

消費者天国と労働者地獄が並立する異常な状態から脱却せよ!

 

読後は、かなり爽やかな気持ちになります(笑)。

さすがはフジサンケイグループの出版社・・・歯に衣着せぬコンテンツになっています(笑)。

建前やきれい事だけでは、海千山千、弱肉強食の国際社会では生きていけません。

「のび太」国家を脱却して、図太く胸を張って、ジャイアンにもスネ夫にも負けない、世界や平和に貢献できる国になればいいなあと思います。


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