英国チャーチル首相、インドのネール首相が愛読した「ローマ帝国衰亡史」。
1300年の古代ローマの歴史をまとめた大作。
イギリスの歴史家エドワード・キボン(1731~1794)がローマの遺跡を観てインスパイアされ、39歳の時に書き始めました。
そして、12年後に完成!
本当の歴史家は、本当に凄いと思います。
若き日に挑戦しましたが、途中で挫折(涙)。
塩野七生さんの大長編「ローマ人の物語」に乗り換えて、ローマの歴史を学んだことがあります。
「歴史とは、人類の犯罪、愚行、災難の歴史に過ぎない」
ギボンが遺した歴史を定義した言葉です。
ウクライナの戦争、ダムの破壊、国民が飢えているのに核やミサイルを開発する国、内戦で殺し合うアフリカの国・・・。
本当に人類は、愚かな存在だと思います。
いつになれば、戦争や核兵器のない地球になるのか???
その前に地球がなくならないことを祈るばかりです。