能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

働く若者へ昭和オヤジからのメッセージ・・・30歳になるまで自分に投資し、今の仕事を極めることがプロフェッショナルへの近道!

2024年09月04日 | マネジメント

27歳の後輩から相談を受けました。

今後も今の会社で頑張るか、転職するか、独立かるか?という質問です。

Z世代と言われる今の20歳代後半の若者たちは、人口減少、少子高齢化のもと、就職も希望した業種業態に入った人たちが多い印象です。

入った会社の上司や先輩もパワハラを恐れて腫物に触るように若手と接している傾向にあります。

ブラック企業ではないホワイト企業で働く後輩・・・仕事は楽だけれどもスキル、専門性が高まらない「ゆるブラック」という状況に物足りないようです。

小職の経験・・・25歳の頃、田村正和さんに似た尊敬する先輩から言われた助言を思い出しました。

「30歳までは貯金なんかしなくていいぞ。そのかわり自分自身にお金や経験・体験を投資しなさい。」

当時のメモにもドロドロした生々しい先輩の助言が残っています。

「お客さま第一・・・男めかけ、客たらしになれ!」

「朝一番でクライアントを訪問すべし」

「お客さんの会社の1ブロック前でタクシーを降りること・・・走ってきたと言え」

「雨の日、雪の日にクライアントに行け!ライバル、競合がいない」

「マーケティングを勉強しろ」

「20歳代は貯金するな。全部、自分に投資しろ」

「飲み屋でケチるな」

「後輩には、おごれ」

「海外を旅行しろ。外の世界を見てこい。」

「トゥールダルジャンやマキシムドパリに行ったか?」

「最近、映画館に行ったか?コンサートに行ったか?」

「ライブの歌舞伎を観たか、狂言を観たか?」

「カラダを鍛えろ!」

「2番目に好きな娘と結婚しろ」

「いい奥さんの条件は、明るくて、健康で、料理がうまい娘」・・・

 

気合と根性・・・ちょっと「昭和」していますが(笑)、今思うと、ビジネスパースンの要諦が詰まっているように思います。

現在、投資家や金融の専門家の多くが、20歳代は市場や金融に投資するよりは、自分自身に投資したほうが効果、効率、リターンが良いと指摘しています。

以前、日経ビジネス誌の特集で、ワークマンプラスでブレークしたワークマン専務取締役の土屋さんとオイシックスCEO取締役の奥谷さんの対話形式になっています。

二人の助言・・・それぞれ10個あります。

 

ワークマン専務取締役 土屋哲雄さんからのメッセージ

「今の仕事でプロを目指す」

「する」こと

1.今の仕事に「集中してプロになる」・・・まずは2000時間、必死で働く!

2.一時情報(現場の情報)に接する

3.自分より頭の良い人と付き合う

4.人と議論して、良さを吸い上げる

5.仕事以外にも興味のあることを極める

「しない」こと

1.もっと自分に適した仕事があると思わない

2.聞きかじりしない

3.同じような人同士で「群れない」

4.自分で考えすぎない

5.遠回りしても焦らない

 

オイシックスCEO取締役 奥谷孝司さんさんからのメッセージ

「焦らず良質な学びの機会をつくる/若手時代にやるべき10のこと」

1.自分に絶望しよう

2.旅に出よ 外の世界を見よう

3.英語(外国語)はMUST

4.20代から飛ばしすぎない

5.日本の大企業も悪くない

6.会社人か社会人か

7.T型人材ではなく、H型人材でオンリー1を目指せ

8.勉強ではなく、学問で考える力を身につけろ

9.これからの時代、良質な解釈しか、勝てない!

10.成りあがってはいけない

 

自分の軸を持って働く、学び続けながら働く、そしてプロフェッショナルになる!

二人の先輩からの助言、メッセージ一つでも二つでも参考になれたらいいなあと思います。

 

少子高齢化、人口減少を続ける日本において、「若さ」が最大の武器、売れる資格になることは間違いないです。

老害社会を打ち破るチャンス到来!

ヤル気さえあれば、まさに、ゴールドラッシュです!

がんばれ!

未来は明るい!


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スイーツ男子にとてもなれそ... | トップ | お好みソース焼きそば、美味... »
最新の画像もっと見る