地方都市の人口減少に歯止めがかかりません。
国の地方創生の旗振りも虚しく、全国各地にシャッター商店街が増加、中心市街地の衰退が進んでいます。
広島県呉市もしかり。
人口は広域合併で20万人を超えているようですが、その中心市街地・れんが通りは空き店舗、空き地が目立つようになってきました。
れんが通りにある、昴(スバル)珈琲店。
1959年の開店。
還暦を迎えます。
海軍さんの珈琲で有名なこのコーヒー店、店頭で淹れたてのコーヒーをいただくことができます。
一杯、なんと100円です。
街のオアシスになっています。
カープにちなんだドミニカの豆を使った珈琲・・・ドミニカープや呉女子カフェオレなど新商品開発も積極的に進めています。
呉の中心市街地・レンガ通り・・・旧中通り。
アーケードはあるものの、空き店舗というよりは駐車場スペースが増えています。
全国どこでもそうですが、そこに入ってくるのが、全国チェーンのドラッグストアやファストフード店。
どこの街も同じような顔立ちになってきました。
街を歩くこどもや中高生は少なく、年配のおじいちゃん、おばあちゃんがほとんどという感じです。
そんな中、独自性を発揮する昴珈琲店は、呉市のレンガ通りの希望です。
地場の特徴を活かした新製品を開発し、webやSNSなども活用して、常に新たなチャレンジを続けています。
地方の中小企業のサバイバルの見本でもあります。
ガンバレ、昴珈琲!