新型コロナウィルス・・・働く人たちの仕事スタイルを大きく変えてしまいました。
テレワーク、リモートワーク、ZoomやTesmsなどのテレビ会議システム、ベルフェイスなどのオンラインでの発信・・・。
3密を避け、ソーシャルディスタンスをとり、対面状況を出来るだけ回避する・・・。
マンツーマンの営業職やサービス業の窓口業務などは、仕事の前提条件が消え去りました。
膝詰め、話せば分かる、寝技営業・・・といった昭和の仕事スタイルは過去のものとなってしまいました。
以前から言われていた「営業マン、営業レディがいなくなる」という都市伝説は、コロナの影響で現実のものとなりそうです。
これからのご時勢、オンライン、メールや電話などでの打合せに移行していきます。
仕事の獲得も、MA(マーケティング・オートメーション)やSFA(セールス・フォース・オートメーション)といったネットやITにシフトしていくはずです。
そこに、DX(デジタルトランスフォーメーション)、クラウド、IoT、ビッグ データ、データサイエンス、アジャイル開発などが加わり、販売・セールスのあり方も根底から変わります。
P.ドラッカー博士が言った「究極のマーケティングはセールスをなくすこと」・・・。
予言どおりになりそうです。
アフターコロナは、withコロナ・・・。
ワクチンや治療薬が市中に広まるまでは、マスク着用、距離をとる、対面を避ける等は必須です。
それが、ニューノーマル・・・新しい日常、新しい生活様式ということ。
SF的だと思っていたことが、ウイルス禍で一瞬の間に現実のものになってしまいました。
また、政府・厚労省が進めていた働き方改革も、自動的に実現していきます。
当面実現性は低いだろうと言われていたテレワークも、今では日常の風景となっています。
フレックスタイムや同一労働同一賃金なども必要に応じて普及していきます。
終身雇用、年功序列といった日本型雇用は姿を消し、メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用へ、新卒一括定期採用から通年採用へといったパラダイムシフトが必然的に起こってきます。
失われた30年という平成の時代は、古き良き日と思える令和の時代・・・働く人にとっては、大変な時代の到来です。
進化論を唱えたチャールズ・ダーウィンの言葉
「強いものが生き残るのではない。賢いものが生き残るのではない。環境の変化に 対応できたものだけが生き残るのだ。」
コロナショックでイノベーションを起こす・・・今の日本を変えていくチャンスだと思います。