癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

癒しの庭の灯籠は5種6個でした!

2013年08月01日 | ガーデニング

 

 

 

 


 裏庭の中央にあるのが雪見灯籠

雪見灯籠は

傘の形によって

六角形型、丸型、勧修寺型(長方形)などがあります。

さらに

六角形型でも角の隅が跳ね上がっている現代型

隅がなだらかに下がっている古代型があります。


       

            勧修寺型灯籠                丸形古代雪見灯籠(秋田県旧池田邸)


我が家のものは、六角形の現代型の雪見灯籠です。

 雪見灯籠のHP

 

 

 

小屋までの途中にあるのが桃山型灯籠です。

この灯籠は、小屋の右手前の庭をつくって下さった

仙台の庭師さんが自分の家に置いていた物を

もってきて下さいました。

石巻あたりの料亭の庭にあったものだそうです。

古い和庭には見られない灯籠です。

桃山型灯籠のHP

 

 

 

 

 

小屋の後を右に折れる園路脇にあるのが出雲灯籠です。

灯籠は園路を照らすものなので

適切な配置です。(自画自賛)

この灯籠は雪見灯籠によく似た形をしています。

この灯籠の名前は、形からついた名前ではなく

出雲石を使っている灯籠をいうようで

色々の形をした灯籠があります。

出雲灯籠のHP

 

 

 

 

癒しの庭には2つの織部灯籠があります。

織部灯籠は

茶人だった古田織部が茶庭に設えた灯籠です。

上のねずみ色の織部灯籠は

大伸農園のモデル庭園にあったものです。

我が家のガーデナーはこの灯籠が気に入り買い求めました。

前庭から裏庭に廻るコーナーにあります。

下の織部灯籠は

私と仙台の庭師さんが相談して坪庭に配置したものです。


この2つの織部灯籠には大きな違いがあります。

上の織部は練り物で、下の織部は石を刻んで作ったものです。

どちらが良いということはないでしょうが

石を刻んで作るのが本来の作り方で

値段も倍ほど違います。

織部灯籠のHP

 
 

 

 

癒しの庭には

とても古く形式も分からない灯籠があります。

そして、これも同じように古い蹲いがあります。

しかし

この古い灯籠と蹲いは別々の所にありました。

古い灯籠は

今年枯れたので切ってしまった伽羅の木の中にありました。

伽羅木が大きくなりすぎて灯籠を飲み込んでしまったのです。

古い蹲いは

ほぼ現在と同じ所に

裏千家のルールに従って作られた蹲いでした。

そこで、蹲いの後に灯籠を移し

筧(かけい)から水が落ちるようにしまいた。



 

 

上の図が以前に我が家にあった蹲いの様子です。

ただし、灯籠はありませんでした。

湯桶石と手燭石が逆の配置になると表千家と藪内家の蹲いとなります。


しかし

現在のこの場所の蹲いは、下のロの中鉢(なかばち)蹲いになっています。

後石(鏡石)を置く仙台流の蹲いです。

坪庭の私のつくった蹲いはイの裏千家龍の向こう蹲いです。





前庭の山波石の上には

これも形式の分からないかわいい灯籠が ・・・

これは新しい創作灯籠です。




ブラックベリーの実が黒くなってきました。

いよいよ収穫が近づいてきました。

 

 

昨日は赤い百合が咲いていましたが。

今日は白い百合が咲きました。

和庭には百合の花が似合いますね。


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