女社長のブログ《伴海日記》

おかげさまで今年は10周年を迎えます
伴海エンタープライズ株式会社の社長であり歌手
浜砂伴海の日記

意識を変えるということ

2012-07-02 | 音楽

日曜日の午前中にチェックインした大飯原発正門前のユーストリーム。

太鼓の音。福島のお母さんの言葉。涙が止まらない。

再稼働反対。再稼働反対。再稼働反対。声よ届け。

 

市民の勢いは止まらず、午後になり、夕方になり、次第に夜の闇が彼らを包み始めた。

21時に再稼働するというニュースに、そうならないでと祈りながら画面を見る。

黒い機動隊が不気味に闇に紛れてゆき、薄着の市民のTシャツが浮かび上がる。

太鼓の音と声は絶えること無く続いてる。非暴力キープ。

ありがとう。ありがとう。ありがとう。

 

21時に何が起こるのだろうか。リアル視聴者は2万人になろうとしていた。

世界中が注目してるよ。逮捕なんて有り得ない。怪我人が出ませんように。

と、その時、機動隊が動いた。

そのフル装備は一体何なの。その棒は一体何をするため?

私はTVを持っていないけど、この現実を放送しないなんて、

やっぱりTVなんて必要ないね。

これが今の日本なの?これが私の住んでいる国なの?

 

予定通りに大飯原発が再稼働したというニュースが流れた。

でも、みんな諦めないよ。

ほんの少しの「押し合い」はあったが、至って非暴力。

丸腰である。無抵抗であるという証に、両手を上げての抗議。

機動隊員の顔も泣きそうに見える。偉いひと達は一体何処で何やってるんだ。

 

夜中の1時前後に沈黙があったが再開。そして2時少し前、中継は終わった。

誰かに関係あって、誰かに関係無いという問題じゃないよ。

私はどうせ子供も居ないし、早死にしたっていいや、って思ってた。

恥ずかしいけれど、意識のレベルが最低だった。

けれど、そんなもんじゃないんだ。

空も、海も、繋がっているんだ。汚れたものは何処までも広がるよ。

日本で起こってることが世界中を巻き込むなんて、地球を巻き込むなんて、

許せる訳がないじゃない。

 

お上に物申すなど、誰かを何かを批判するなど、

中途半端になるのは嫌なので、決してここ(ブログ)ではやらないつもり。

だけど、今日は書く。そしてこれからも見守っていく。

 

誰もが「活動家」になれる訳じゃない。

何も出来なくてもいい。意識を変えようよ。

まずそこからだ。