日曜日の午前中にチェックインした大飯原発正門前のユーストリーム。
太鼓の音。福島のお母さんの言葉。涙が止まらない。
再稼働反対。再稼働反対。再稼働反対。声よ届け。
市民の勢いは止まらず、午後になり、夕方になり、次第に夜の闇が彼らを包み始めた。
21時に再稼働するというニュースに、そうならないでと祈りながら画面を見る。
黒い機動隊が不気味に闇に紛れてゆき、薄着の市民のTシャツが浮かび上がる。
太鼓の音と声は絶えること無く続いてる。非暴力キープ。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。
21時に何が起こるのだろうか。リアル視聴者は2万人になろうとしていた。
世界中が注目してるよ。逮捕なんて有り得ない。怪我人が出ませんように。
と、その時、機動隊が動いた。
そのフル装備は一体何なの。その棒は一体何をするため?
私はTVを持っていないけど、この現実を放送しないなんて、
やっぱりTVなんて必要ないね。
これが今の日本なの?これが私の住んでいる国なの?
予定通りに大飯原発が再稼働したというニュースが流れた。
でも、みんな諦めないよ。
ほんの少しの「押し合い」はあったが、至って非暴力。
丸腰である。無抵抗であるという証に、両手を上げての抗議。
機動隊員の顔も泣きそうに見える。偉いひと達は一体何処で何やってるんだ。
夜中の1時前後に沈黙があったが再開。そして2時少し前、中継は終わった。
誰かに関係あって、誰かに関係無いという問題じゃないよ。
私はどうせ子供も居ないし、早死にしたっていいや、って思ってた。
恥ずかしいけれど、意識のレベルが最低だった。
けれど、そんなもんじゃないんだ。
空も、海も、繋がっているんだ。汚れたものは何処までも広がるよ。
日本で起こってることが世界中を巻き込むなんて、地球を巻き込むなんて、
許せる訳がないじゃない。
お上に物申すなど、誰かを何かを批判するなど、
中途半端になるのは嫌なので、決してここ(ブログ)ではやらないつもり。
だけど、今日は書く。そしてこれからも見守っていく。
誰もが「活動家」になれる訳じゃない。
何も出来なくてもいい。意識を変えようよ。
まずそこからだ。
この世界がどうなるのかもわからないし、変えることなんてもってのほか
何をしたらいいのかわからないので、とりあえずコンセントを抜くようにします
シンプルに、ずっと。
祭のようにその時だけ騒ぐのではなく。淡々と。